FIA、会長の任期制限を撤廃か。現職ビン・スライエムの働きかけにより承認の見込み

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2026年05月30日 07:10  AUTOSPORT web

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国際自動車連盟(FIA)のモハメド・ビン・スライエム会長
 国際自動車連盟(FIA)は、現在3期(各4年)で合計12年と定められている会長の任期制限を撤廃する方針だ。

 現在会長を務めるモハメド・ビン・スライエムの働きかけにより、この案は次の総会で承認される見込みだという。ビン・スライエムは、いかなる変更も可決させるのに十分な支持を得ているが、欧州と北米の加盟クラブが主導する内部反対派がこれに対してどのように反応するかはまだ不明である。

 同一人物による連続した会長任期の制限を定めたのは、2009年末に会長に選出されたジャン・トッドだった。トッドは、マックス・モズレーが1993年から2009年に失脚するまで会長を務めたのを目にしており、それ以降は会長の任期を最大12年とした。

 そのため、トッド自身は3期の任期を終えると2021年末の再選挙には立候補できなかった。しかし現在、FIAは一歩後退し、組織を運営できる期間に制限を設けない方針だ。

『BBC』のウェブサイトに対し、FIAの広報担当者は次のように述べた。

「FIAのすべての組織における任期に関する統一的なアプローチを確立するための提案が提出された。それは世界評議会や上院で現在採用されているものと同様のものだ。この提案は世界評議会および総会の承認を条件とする。FIAの各組織は、役員を民主的に選出する完全な権限を保持している」

 FIAの代表者からこの変更に関する公式な説明は一切なかったが、ある広報担当者はアメリカのNFLを例に挙げ、「2006年からコミッショナーを務めるロジャー・グッデルは、NFLをグローバルブランドへと変え、優れた運営実績を持っている」と述べている。

 ビン・スライエムは数年前、FIAの会長選挙について立候補資格に関する重要な変更を行い、70歳以上の者の立候補を禁止する決議を可決させた。FIAに所属する複数人の話によると、これは昨年の選挙で現職のビン・スライエムに対抗して立候補しようとしていた、イギリスのモータースポーツ連盟であるモータースポーツUKの会長デビッド・リチャーズを阻止するためだけに行われたという。結局ビン・スライエムに対抗者はおらず、昨年12月に再選を果たした。

 今後注目されるのは、6年後に70歳になったビン・スライエムが規則を再び変更して年齢制限を撤廃し、2033年の立候補を可能にするかどうかだ。

[オートスポーツweb 2026年05月30日]

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