
【動画】後ろ後ろ!! 『カーンターラ 神の降臨』本編映像
本作は、南インドのトゥル・ナードゥで今も行われている神降ろしの祭礼「ブータ・コーラ」を題材にした作品。神の加護に守られた土地を舞台に、数奇な運命が交錯する様をパワフルに描き出す、摩訶不思議な神降ろしエンターテインメントだ。
本作を手がけたのは、地元の伝統儀式や祭礼に親しんで育ち、飲料水の販売や不動産業などさまざまな仕事を経験しながら映画界を目指した異色の経歴を持つリシャブ・シェッティ。本作では監督・脚本・主演を兼任し、その多彩な才能を存分に発揮。作品の大ヒットによって、一躍インド映画界を代表するトップクリエイターの一人へと躍進した。
今回届いたのは、海外の動画サイトで600万回を超える再生数を記録したユニークな本編映像。
神降ろしの儀式・ブータ・コーラの演者だった父を持ち、村一番の放蕩者であり、水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(シェッティ)は、夜に神聖な森へ向かう。灯りもない真っ暗闇の中だが、子どものころから出入りしているため、シヴァにとっては庭のような場所だ。懐中電灯ひとつで森へ入ったシヴァは、途中で小休憩を取っていると、突如「シャリン」という音を耳にする。
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このシーンについて、すでに海外で鑑賞した観客からは、「このシーンを見て、私は飛び上がりました。しかも私のせいで、近くにいた男性が、コーラを全部自分にこぼしてしまいました」「怖かったけど同時に面白かった」「神がコミュニケーションを取ろうとしている瞬間です」といった感想が寄せられており、それぞれの解釈や体験談とともに語られている。海外の観客にとっても印象深く、楽しめるシーンであることがうかがえる。
一般的なインド映画は上映時間が3時間半を超えることも珍しくないが、本作は約2時間30分にまとめられている。監督・脚本・主演を務めたシェッティは、その理由について「海外を意識して国際版を制作し、尺が比較的短くなるように制作しました。通常インド映画は約3時間越えが多く、歌唱・ダンスシーン、コメディ、サブストーリーが描かれるからです」と説明。
一方、「『カーンターラ 神の降臨』については、ストーリー性の高さを観客に印象付けたいと思いました。ストーリーのリズムは、没入感を感じさせながらも無駄のないものにしようと決めました。心臓の鼓動のように動き、クライマックスに向けて着実に緊張が高まっていくようにしたんです」と語る。
さらに「海外の観客向けに意図的に短くしたわけではありませんが、近年の映画産業がグローバル化に向かっていることは意識していました。こうした考えのもとで本作の本編尺は、ストーリーをしっかり伝えられているかを確認した上で、最終的に決まりました」と明かしている。
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映画『カーンターラ 神の降臨』は、6月5日より全国公開。

