マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2026MotoGP第8戦ハンガリーGP 6月6日、2026年MotoGP第8戦ハンガリーGPの2日目セッションがバラトンパーク・サーキットで行われ、MotoGPクラスの予選ではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)は10番手となった。
中央ヨーロッパで最大の湖面積を誇るバラトン湖の東端に位置する、バラトンパーク・サーキットを舞台に幕を開けた第8戦。今大会もヨハン・ザルコとアレックス・マルケスは世界選手権を欠場しており、カル・クラッチロー(カストロール・ホンダLCR)とイケル・レクオーナ(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が代役として参戦した。
2日目は天候に恵まれ快晴となり、30分間のフリー走行2回目は気温21度、路面温度35度、ときおり強い風が吹きつけるドライコンディションでスタート。大半のライダーがミディアム/ソフトを装着して走行を開始したが、アプリリア勢の4台とジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)は前後にミディアムを履いてコース入りした。
まずはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がトップに立つが、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)、続いてペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がトップタイムを更新。ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が4番手につける。
各車は続々と自己ベストタイムを塗り替え、ラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)がトップに躍り出る。しかしアコスタがこのタイムを0.223秒更新し、上位2台はここから交互にトップタイムを更新し合う。1分37秒819を記録したアコスタが首位に立ったが、ディ・ジャンアントニオ、続いてマルク・マルケスがトップタイムを記録する。1分37秒596をマークしたマルク・マルケスがトップとなり、2番手にディ・ジャンアントニオ、3番手にフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が続いてセッション前半は終了。1分38秒366を記録した小椋は7番手で後半を迎えた。
全車がミディアム/ソフトを履いて走行を再開し、予選前最後のアタックシミュレーションは残り6分前後から開始される。1分37秒572を記録したディ・ジャンアントニオがトップとなったがマルク・マルケスがこのタイムを0.136秒上回り、残り2分半というタイミングで再び首位に浮上する。トップタイムを上回るライダーは現れず、初日午前のセッションで最速タイムをマークしたマルク・マルケスがトップで走行を終えた。2番手にディ・ジャンアントニオ、3番手にアコスタが続き、1分38秒020までタイムを更新した小椋は8番手でフリー走行を終えた。
約10分間のインターバルを挟んで行われた予選Q1は気温21度、路面温度37度で開始。各陣営のタイヤ選択は、全車がミディアム/ソフトとなった。
コースをショートカットしたことで序盤から数台のタイムが抹消されるなか、トプラク・ラズガットリオグル(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)がまずは首位の座に就いた。翌週の計測では1分37秒815を記録したエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)がトップに浮上し、0.134秒差の2番手にミル、0.163秒差の3番手にルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)が続く。
全車がリヤのソフトを新品に交換して挑んだ終盤のアタックでは、1分37秒594をマークしたマリーニがトップに浮上し、0.162秒差の2番手にミルが続く。ホンダの2台がQ2進出圏内につけたが、1分37秒443を記録したバニャイアがトップタイムを更新。ミルは3番手に後退した。
この間にブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がターン2で転倒を喫し、セクター2、3では約30秒間イエローフラッグが提示。これにより多くのライダーのラップタイムが削除された。セッション最終盤はクアルタラロら数台がタイムを更新するも上位2台の顔ぶれは変わらず、バニャイアとマリーニが予選Q2への切符を獲得した。
ポールシッターを決する予選Q2は気温23度、路面温度39度でスタート。全車がミディアム/ソフトを装着し、セッションに臨んだ。
各車がウォームアップを進める序盤、ターン1ではマルク・マルケス、続いてディ・ジャンアントニオがスリップダウンを喫してしまう。この間にアコスタが首位に立ち、2番手にバニャイア、3番手にディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)が続いた。2番手以下の順位はめまぐしく入れ替わったが、1分37秒228をマークしたアコスタのタイムは破られることなくセッションは後半に突入。転倒を喫するも直ちに走行を再開したマルク・マルケスが2番手、フェルナンデスが3番手に続き、小椋は10番手で前半の走行を終えた。
全車がリヤを新品に履き替えて展開されたアタックで合戦では、ディ・ジャンアントニオが2番手に浮上、アコスタが1分36秒888をマークして自身のトップタイムを更新する。その後も依然としてアコスタが首位の状況が続いていたが、セッション最終盤にマルク・マルケスがトップタイムを塗り替える。2番手にポジションを落したアコスタも自己ベストタイムを記録するが、トップタイムには0.053秒届かず。1分36秒785をマークしたマルク・マルケスが、復帰2戦目にして今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手にアコスタ、3番手にアルデゲルが続き、小椋は10番手で予選を終えている。
[オートスポーツweb 2026年06月06日]