
10日に中国・臨沂などで開幕するバレーボール男子のネーションズリーグ(VNL)第1週に向け、日本代表メンバーが7日、羽田空港から出発した。
攻守の要の高橋藍(24)が出国前に取材に応じ、「非常にいい感覚。チームとしても士気が上がり、いい雰囲気で毎日練習できた」と手応えを口にした。チームは先月末に始動したばかりだが、「中国ラウンドを戦う準備はしっかりできている」と開幕を見据えた。
昨季はVNL6位、世界選手権は1次リーグ敗退と振るわず。個人でも、コンディション不良などもあって納得のいかないパフォーマンスに終わり、「もっと合わせられたのではないかという悔しさもあった」と振り返る。今季最大の目標は、優勝すれば28年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)の出場権を獲得できる9月のアジア選手権(福岡)。「そこにピークを持っていくために、食事制限などをしながら体を絞ってきた」と明かし、「アジア選手権で切符を取る」と力を込めた。
今季は得点源の西田有志やミドルブロッカー高橋健太郎ら経験豊富な選手も代表に復帰。「ゲーム形式の練習をしていても懐かしいメンバーだなという感覚になる」と笑顔を見せ、「そういった選手が集まることでチーム全体の士気も上がっている。お互いに刺激し合いながら高め合えている」と充実ぶりを語った。
自身は今季所属したサントリーで主将を務めた。代表でも主将の石川祐希を支える立場として期待される中、「石川選手だけに頼るのではなく、自分たちも責任を持ってチームを引っ張っていきたい」と決意。「試合の流れをつかむ場面でチームの集中力を高めたり、気持ちを一つにしたりすることも大事。勝つためのリーダーシップを出していきたい」と話した。
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約1カ月にわたって各国を転戦するVNLは、アジア選手権へ向けた重要な強化の場となる。「まずはファイナルラウンド進出が一つの通過点。勝ちにこだわりながら、強いチームをつくっていきたい」と前を見据えた。
世界ランキング7位の日本は、日本時間10日午後9時から初戦でウクライナ(同18位)と対戦する。
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