
今や世界的な人気を誇る『ポケットモンスター』。今年は、第1弾となるゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30周年を迎え、さまざまな取り組みが行われ、大きな盛り上がりを見せている。
『仮想待合室』機能せず
「ユニクロとのコラボTシャツや、社会現象となっている“めじるし”シリーズ商品の展開、記念ポケモンカードの発売など、いたるところでポケモンフィーバーが起こっています。
ポケモンとともに育った子どもたちが、いまは大人になり、その子どもがポケモンに興味を持つという循環が生まれており、大人から子どもまでが夢中になる、世代を超えた巨大コンテンツへと成長しています。各コラボや新商品の発表とともに、ファンが押し寄せている状況です」(ゲームライター)
6月18日からは、30周年を記念したグッズが発売。『赤・緑・青』などの初期から最新に至るまでの歴代ゲームパッケージがデザインされたキーホルダーやピンズが発売前から注目を集めていた。
これらの商品は公式通販サイト「ポケモンセンターオンライン」での販売となったが、混雑が予想されることから、運営側は『仮想待合室』の導入を告知。公式サイトでは、《アクセスが集中した際に、オンライン上の仮想待合室に誘導し順番にサイトへご案内いたします》と説明。
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『仮想待合室』では、サイトの混雑状況や、待ち時間の目安が表示されるのだが、発売当日は、この『仮想待合室』に大勢のファンが殺到する事態となった。
「午前9時30分〜9時59分に入室した人は抽選対象になり、10時以降に入室した人は先着順で商品購入ページに案内されるとのことでした。しかし、ふたを開けてみると、9時30分に入室したものの、1時間以上待たされた挙句、欲しい商品が“売り切れ”になっていたという報告が続出。すでに悪質な購入者による転売も見られています」(前出・ゲームライター)
キーホルダーは定価400円であるのに対し、フリマアプリでは、1つ約3万円、4つセットで約9万円など、法外な価格設定での出品も見受けられた。
終わらない“転売問題”
こうした事態を受け、ポケモンセンターXは、《『ポケットモンスター』シリーズの歴代ゲームソフトのパッケージがデザインされたグッズは、各種再販売を予定しております》としているが、ネット上では、
《1時間30分待ったのに、のこり1分で品切れ情報きた》
《9時半から待機してても入れたのは11時でした。欲しいものは何一つ買えなかった。。。 悲しすぎる。。》
《9:30から待機して1時間待ちして欲しいもの全て完売でした。企業様的に始めから受注生産にするのは難しいのでしょうか?》
《30分待ったのに、10時になったらさらに1時間以上待ち時間とか無理。そもそもなんで受注生産にしないの。(中略)いい加減こういう販売方法やめませんか?こんなことするから転売が横行するのでは》
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などの不満の声が上がった。
「過去にはマクドナルドとのコラボで発売されたポケモンカードを目当てに、大量の食品破棄が行われ、今年発売された“めじるし”シリーズのチャームも転売に発展しています。今後発売を予定しているほかのグッズやカードも転売からは逃れられないのでは。
さまざまな事情があるにしろ、受注生産を望む声が上がるのも無理はないと思います。大人の転売ヤーよりも、子どもたちの手に渡ることを祈るばかりです」(前出・ゲームライター)
ポケモンたちに付きまとう転売の“魔の手”。人気コンテンツだからこそ、ファンが安心して正規の価格で購入できる販売体制へのアップデートが、今まさに求められている。
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