天然記念物にビャッコイ自生地=史跡2件、名勝1件も答申―文化審

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2026年06月19日 17:31  時事通信社

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時事通信社

文化審議会が天然記念物への新指定を答申した「金山のビャッコイ自生地」(福島県白河市提供)
 文化審議会(日比野克彦会長)は19日、湧水中に生える珍種の水生植物「ビャッコイ」が北半球で唯一自生する「金山のビャッコイ自生地」(福島県白河市)を新たに天然記念物に指定するよう文部科学相に答申した。

 また、古墳時代の前方後円墳「金蔵山古墳」(岡山市)と、薩州島津家の居城だった「出水城跡」(鹿児島県出水市)を史跡に、落差84メートルの「白猪の滝」(愛媛県東温市)を名勝に指定する一方、昨年8月に枯死と診断された天然記念物「久米の五枝のマツ」(沖縄県久米島町)の指定解除を求めた。

 このほか旧浅田氏庭園(金沢市)など4件の登録記念物への新登録も求めた。

 いずれも近く答申通り告示され、史跡、名勝、天然記念物は計3401件、登録記念物は153件となる。

 ビャッコイはカヤツリグサ科の多年草で、日本のほかにはインドネシアなどに分布。白河市のサイトによると、植物学者牧野富太郎の命名で、採集地の一つが白虎隊の古戦場であることに由来するという。

 答申された登録記念物4件は次の通り。

 御箱崎の千畳敷(岩手県釜石市)▽榎本氏庭園(千葉県我孫子市)▽旧浅田氏庭園(武家屋敷跡野村家)(金沢市)▽岡山大学構内(旧歩兵隊将校集会所)庭園(岡山市)。 

文化審議会が史跡への新指定を答申した出水城跡の全景(鹿児島県出水市提供)
文化審議会が史跡への新指定を答申した出水城跡の全景(鹿児島県出水市提供)

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