2027年に向けて、フォルナローリをTPCに起用し評価を行うハース。フェラーリ育成カマラにも関心

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2026年06月20日 07:00  AUTOSPORT web

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2026年FIA F2バルセロナ フィーチャーレース表彰式 優勝したラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング)
 マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームのリザーブドライバー兼開発ドライバーを務めるレオナルド・フォルナローリが、TGRハースF1チームのTPCに参加した。ハースは2027年に向けて、フォルナローリ以外にも、フェラーリの育成ドライバーであるラファエル・カマラにも注目しているようだ。

 第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行1回目に、チャンピオンであるランド・ノリスのマシンで参加し堅実な走りを見せたフォルナローリは、年初からマクラーレンで大規模なテストプログラムに参加してきた。バルセロナ・カタルーニャGP後の月曜日には、フォルナローリはイタリアのモンツァ・サーキットで2023年型マシン『MCL60』をドライブ。初めてダウンフォースを可能な限り低く設定した状態でマシンを走らせ、半日で36周を走行した。

 マクラーレンによると、「今回のテストの目的は、レオ(フォルナローリの愛称)がより多くの走行時間を確保し、具体的な目標を念頭に置きながら開発プログラムを進めることだった。今日のテストの短い時間のなかで、レオは燃料が少ない状態での走行やショートスティントを何度も行った。チームが設定した目標をすべて達成し、さらなる前進を遂げた」ということだ。

 またマクラーレンは、シミュレータードライバーのウィル・スティーブンスにも、静止状態と実際の走行との相関性を向上させるために走行機会を与えた。スティーブンスはその日の午後に走行し、28周を走った。

 そして水曜日には、フォルナローリはスペインのヘレスでハースからTPCに参加した。フォルナローリが他チームのマシンを体験するのはこれが初めての機会であり、他チームのエンジニアやメカニックと仕事をし、フェラーリのパワーユニットを経験するのも初めてのことだった。

 現在ハースと小松礼雄代表は2027年に向けた案を検討している時期であり、このTPC参加は、ハースにとってフォルナローリを評価する絶好の機会となったことだろう。ルイス・ハミルトンが2027年もスクーデリア・フェラーリHPに残留することがほぼ決まっているため、オリバー・ベアマンは来年もハースでレースを続けるだろうが、チームメイトが変わる可能性もある。

 小松代表は、ブラジル人の若手ドライバー、カマラにも注目している。2025年のFIA F3のチャンピオンであるカマラは、今年はFIA F2に参戦しており、シーズン序盤から素晴らしい速さを見せている。第4戦モンテカルロのフィーチャーレース(決勝レース2)ではトラブルで勝利を逃したものの、第5戦バルセロナのフィーチャーレース(決勝レース2)で優勝し、タイトル争いに加わっている。

 フェラーリはカマラに大きな期待を寄せているため、フェラーリのフレデリック・バスール代表は、同じくFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)出身のベアマンのチームメイトとして、2027年にカマラをハースに加入させようとする可能性が高い。一方マクラーレンは、フォルナローリの方が近い将来を見据えたよりよい選択肢であることをハースに納得させる必要があるが、同時に、ハースにとって魅力的な条件を提示するために資金を投入する必要もあるだろう。

[オートスポーツweb 2026年06月20日]

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