LMP2カテゴリーはウェザーテック・スポーツカー選手権をはじめ、ル・マン24時間レース、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズで展開されている ウェザーテック・スポーツカー選手権を主催するIMSA(国際モータースポーツ協会)は、次世代のLMP2車両を2029年シーズンから導入すると発表した。この新型プロトタイプは、2029年のデイトナ24時間レースにおいて北米シリーズデビューを飾る予定だ。
なお、ACOフランス西部自動車クラブおよびLMEMル・マン・エンデュランス・マネジメントが主催する選手権やル・マン24時間レースにおいては2028年から導入されることとなっている。
次世代のLMP2カーは、IMSAとACOの独占ライセンス契約に基づき、リジェ・オートモーティブとオレカの2社が公認シャシー・コンストラクターとして供給を担う。空力特性については、2017年に導入された現行世代の車両に近いものになると見込まれている。
一方、パワートレインは、全車にギブソン・テクノロジー製のV型6気筒ターボエンジン(最高出力460kW/約616馬力)が搭載される予定だ。
IMSAは現行のオレカ社シャシー製とギブソンのV8エンジンのパッケージである『オレカ07・ギブソン』は、2028年シーズン終了まで引き続き使用可能であるとしている。
今回の発表に際しIMSAのジョン・ドゥーナン代表は、「将来の計画を立てるための十分な準備期間を競技者に提供することが最優先事項のひとつだ」と強調した。
「今回の発表は、既存の機材の使用時期に関する明確な指針を、現在および将来のLMP2参戦予定者に対し早期に示すとともに、2029年シーズンに向けた新型車への投資計画を立てる機会を提供するものだ」
同氏は次のように続け、カテゴリーのさならる発展に期待を寄せた。「現在のLMP2クラスは、ウェザーテック選手権において非常に強力なクラスだと言える。この状況は、現行世代の車両が廃止される2028年まで続き、2029年に登場する新型車両の力強いデビューへと繋がるだろう」
ACOは次世代車両の設計において、コストの増加を慎重に抑制し、厳格に管理する方針を掲げている。
[オートスポーツweb 2026年06月26日]