自社製F1パワーユニット報道の鎮静化を図るマクラーレンCEO「可能性ゼロではないが目標とはしていない」高額な開発費用が壁に

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2026年06月26日 18:10  AUTOSPORT web

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2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)
 マクラーレンのCEOザク・ブラウンは、F1のエンジン規則がシンプルになれば、自社製エンジンでの参戦が選択肢になり得るという発言を行い、非常に大きな反響を呼んだことを受けて、より慎重な発言を改めて行った。

 ブラウンは、約1カ月前のインディ500の週末に、「もしF1のエンジン規則がよりシンプルになれば、マクラーレンは自社プロジェクトを開始できる立場にあるかもしれない。我々には、それを可能にするための技術、施設、そしてリソースがある」とコメントした。

 この発言が大きく取り上げられ、注目を集めたことに、ブラウンは驚いたようだ。マクラーレンが2027シーズンのWEC世界耐久選手権にハイパーカークラスでの参戦を決めた理由について話した際に、ブラウンはF1パワーユニットの製造についても触れた。

 最近、チーム代表のアンドレア・ステラは、新しいパワーユニット規則が導入される際には、カスタマーチームであることは競争上の不利になると認めた。しかしステラはパワーユニットサプライヤーであるメルセデス・ハイ・パフォーマンス・パワートレインズ(メルセデスHPP)との関係は良好であると強調しており、ブラウンもその点に改めて言及した。

「我々はメルセデスHPPに非常に満足している。我々は彼らとともに、直近で2つの世界タイトルを獲得したばかりだ」とブラウンは語った。

 2031年以降に向けて提案されている規則でも、重要なハイブリッド技術の要素が残される見通しであるため、ブラウンは、開発コストがマクラーレンにとって受け入れ可能な水準まで下がるとは考えていない。

「我々にとって、財務的な面で合理性がない。F1で自社エンジンを開発することは非常に高額な取り組みであり、我々にとっては経済的に合理的なものではないのだ」とブラウンはコメントした。

 しかしブラウンは、マクラーレンが将来的にF1パワーユニットマニュファクチャラーになる可能性を完全には否定しなかった。

「状況が変われば、それは興味深い可能性になるだろう」とブラウンは言う。「ただし、それを目標と呼ぶことはない」

[オートスポーツweb 2026年06月26日]

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