オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ) 2026年FIA F2第6戦のフリー走行が6月26日(金)、オーストリアのシュタイアーマルク州シュピールベルクに位置するレッドブルリンクで行われ、オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)が最速タイムを記録した。宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)は21番手だった。
コーナー数は10と少なく、全長も4.326kmと短いレッドブルリンク。DRS区間はコース前半の3カ所に設定されており、特にセクター1はターン1(ニキ・ラウダ・カーブ)周辺を除く全域がDRSゾーンとなっている。
45分間のフリー走行は気温26度、路面温度41度、湿度45パーセントというコンディションで開始された。セッション開始から8分という序盤から最初のアタックシミュレーションが行われ、1分17秒384を記録したガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ/アルピーヌ育成)が暫定首位に浮上する。
ただ、その2周後には今季獲得ポイントは12点という選手権17位のゲーテが1分16秒978を記録。ただひとり1分16秒台にを刻み、元レッドブル育成のゲーテが、レッドブルの地元でタイミングモニターの最上段にその名前を掲げる。
ゲーテの0.250秒遅れの2番手につけたのは、今季FIA F2で唯一のレッドブル育成ニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング)だった。ツォロフはその2周後に再びアタック。自己ベストを1分17秒048まで縮めるも、ゲーテには0.070秒届かなかった。
セッション残り26分、ターン6でコースオフを喫したキアン・シールズ(AIXレーシング/選手権19位)がグラベルに捕まりマシンを止めた。これで赤旗が提示されセッションは約6分間中断。残り時間21分で再開された。なお、セッション再開時点で気温は27.9度、路面温度は43.5度まで上昇していた。
各車序盤から履いたプライムタイヤ(ソフトタイヤ/レッド)のまま周回を重ねたこともあり、セッション後半は国際映像でも各車のタイヤ摩耗がはっきりと視認できる状況だった。
高い路面温度とタイヤ摩耗により、各車はセクター1やセクター2でタイムを縮めるも、総じてセクター3のタイムが伸びず。その後もそれぞれ周回を続けたが、ゲーテの首位の位置は揺らがなかった。
ゲーテから0.070秒差の2番手にツォロフ。0.180秒差の3番手には現時点で選手権4位につけ、前年のフリー走行でトップタイムを刻んでいたアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成)が続いた。選手権首位のミニは0.406秒差の6番手となった。
コルトン・ハータ(ハイテック/キャデラックF1テストドライバー/選手権13位)は9番手。そのチームメイトの宮田(選手権10位)はゲーテから0.890秒遅れの21番手だった。
2026年FIA F2第6戦シュピールベルクの予選は、この後26日の日本時間22時55分(15時55分)より30分間で行われる。
■2026年FIA F2第6戦シュピールベルク フリー走行結果
Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/1'16.978/20
2/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'17.048/23
3/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/1'17.158/23
4/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'17.344/21
5/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'17.383/17
6/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'17.384/21
7/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'17.390/21
8/23/R.ヴィラゴメス/VAR/1'17.421/21
9/4/C.ハータ/ハイテック/1'17.454/21
10/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'17.455/22
11/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'17.490/24
12/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'17.565/22
13/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'17.571/21
14/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/1'17.610/24
15/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'17.637/22
16/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'17.648/24
17/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/1'17.665/23
18/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/1'17.678/19
19/25/J.ベネット/トライデント/1'17.683/23
20/22/N.バローネ/VAR/1'17.742/22
21/3/宮田莉朋/ハイテック/1'17.868/22
22/21/C.シールズ/AIXレーシング/1'18.244/10
[オートスポーツweb 2026年06月26日]