2026年FIA F3第4戦シュピールベルク予選 山越陽悠(VAR) 6月26日(金)、オーストリア・シュピールベルクのレッドブルリンクで2026年FIA F3第4戦の予選が行われ、山越陽悠(VAR)が最速タイムを記録。28日(日)に行われるフィーチャーレースのポールポジションを獲得した。
日本人ドライバーの予選最速、そしてフィーチャーレースのポールポジション獲得は2019年から始まったFIA F3選手権史上初となる。
2週間前の第3戦バルセロナの予選で3番手となり、フィーチャーレースで2位表彰台を獲得した山越。その好調ぶりを維持したまま、第4戦シュピールベルクを迎えた。
26日(金)午前に行われた45分間のフリー走行では加藤大翔(ARTグランプリ/HFDP)が2番手、中村仁(ハイテック/TGR-DC)が6番手、山越が9番手、りー海夏澄(ARTグランプリ)が10番手と、日本勢4名がトップ10に入っており、日本勢の上位グリッド争いが大いに期待された。
そうして迎えた26日(金)午後の30分間の予選。今季これまでの3戦はすべてテオフィル・ナエル(カンポス・レーシング)がポールポジションを獲得してきただけに、ナエルの4戦連続ポール獲得という偉業なるか。もしくは誰がナエルの連続ポール獲得を止めるのかに注目が集まった。
予選セッション後半に差し掛かり、ライバル勢のほとんどが一旦ピットに戻るなか、コース上がクリアな状況でアタックに入った山越はセクター1で全体ベストを更新。セクター3こそ自己ベストに届かなかったが1分21秒730をマーク。結局これが、今回の予選全体の最速タイムとなり、山越がFIA F3で初ポールポジションを獲得した。2019年から開催されているFIA F3では日本人初のポールポジション獲得となる。
なお、2番手ウーゴ・ウゴチュクウ(カンポス・レーシング)とのギャップは0.015秒。3番手トゥッカ・タポネン(MPモータースポーツ/フェラーリ育成)とのギャップは0.045秒だった。今季開幕から3戦連続ポールシッターだったナエルは今回、まさかの24番手となった。
そのほかの日本勢は加藤が7番手、海夏澄が8番手、中村が9番手となっており、4名ともトップ12入りを果たしている。上位12台がリバースグリッドとなる27日(土)開催のスプリントレースでも日本勢の活躍に期待したい。
[オートスポーツweb 2026年06月26日]