土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』最終回を前に、クランクアップコメントを寄せたメインキャスト(C)NHK 俳優の小池栄子が主演するNHK土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』の最終話(第5話)「ラストレシピ」が、本日(27日)、午後10時から放送される(※NHK ONEで同時・見逃し配信あり)。
【画像】最終話ゲストの安納サオリ&朱里ほか場面写真 本作は、腕利きのイタリアンシェフ・銀林葉子(小池)が、ひょんなことから刑務所の管理栄養士となり、受刑者や刑務官たちと食を通じて向き合う姿を描く“刑務所社会派コメディードラマ”。
温水は「僕もちょっと衝撃でした(笑)。『出演は第4話まで』とは聞いていましたが、何の予備知識もなく台本を読んでいたら『あれ、俺死んだ!』と思いました(笑)」と振り返り、「実際に刑期中に亡くなる方もいますし、そのまま無縁仏になるケースも多い。ニュースにはならない出来事ですが、ドラマを通して想像してもらえたら。個人的には、竹田の書きかけの手紙がいつか娘さんに届いて、出所に向けて頑張っていた姿が伝わればうれしい」と思いを語った。
最終話では、竹田の突然の死にショックを受ける葉子が、竹田が娘へ手紙を出そうとしていたことを刑務官の杉山賢二(中村蒼)から聞き、気持ちを切り替える。数日後、刑務所が年に一度の矯正展へ向けたドーナツ作りに挑む。しかし、炊場チームを取材したテレビ番組の放送が思わぬ事態を招く。
さらに、現役女子プロレスラーの安納サオリと朱里がスペシャルゲストとして出演。テレビドラマ初出演の安納は「普段はリングの上で表現していますが、久しぶりの映像作品はとても新鮮で、改めてお芝居が大好きだと実感しました。思わず笑顔になれる温かいシーンになっています」とコメント。
NHKドラマ初出演となる朱里も「俳優業にも挑戦している私にとって、撮影現場では新しい発見がたくさんあり、とても貴重な経験になりました。普段なかなか触れることのない世界を知る機会となり、放送を楽しみにしています」と撮影を振り返った。
主演の小池はクランクアップの際、「スタッフとキャストの笑顔があふれる、本当に楽しい現場でした」と感謝。「刑務所の管理栄養士という仕事や食の大切さを学ぶことができました。一方で、受刑者がいるということは、その裏で傷ついている人がいるということも忘れてはいけないと感じています。立場によってさまざまな受け止め方ができる作品になったと思います」と作品への思いを語っていた。
撮影現場でのクランクアップ時のメインキャストのコメントは以下のとおり。
■主人公・銀林葉子役:小池栄子のコメント
スタッフとキャストの笑顔がいつも現場にあふれていて、本当に楽しい時間でした。芝居のしやすい現場を作ってくださりありがとうございました。知らなかった刑務所の中の世界、そして刑務所の管理栄養士という仕事の尊さ、食の大事さを学ばせてもらいましたし、個性あふれる受刑者役の面々との芝居はすごく楽しかったです。
でもやっぱり忘れてはいけないのは、受刑者がいるということは、その裏に傷ついた人たちがいるということ。これを絶対に心に留めておかないといけないなと思っています。その上で、監督は「ポップに仕上げる」と言っていたので、とても楽しい作品になったのではないでしょうか。見ていただく方の立場によってそれぞれ刺さる場所は違うかもしれませんが、思い出に残る作品になればいいなと思います。ありがとうございました。
■刑務官・杉山賢二役:中村蒼のコメント
個性豊かな受刑者の方々や小池さん、刑務官チームのみなさんと楽しくお芝居させていただきました。いろいろな顔を持つ杉山を演じられてとても楽しかったですし、気がついたら現場で“杉さん”とか“杉さま”とあだ名で呼ばれるようになって、まるで大御所俳優になったような気持ちになれてうれしかったです(笑)。ありがとうございました!
■刑務官・瀬下万美子役:ともさかりえのコメント
プロフェッショナルなスタッフのみなさまとご一緒できて豊かな撮影期間でした。栄子ちゃんとも久々にご一緒できてうれしかったです。刑務官としての場面も興味深いものでしたが、居酒屋で盛り上がる女同士ならではの会話も非常に楽しかったです。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
■受刑者・川口心平役:玉置玲央のコメント
短いような長いような、あっという間の現場でした。炊場チームみんなでにぎやかに楽しくやらせてもらいましたし、刑務官チームとのやりとりも楽しく演じさせていただいて、この作品の出演者、スタッフ、みんなの空気感の良さのおかげだったと思っています。
最終話のとあるシーンで、葉子さんから炊場メンバーへ「みんなよく頑張ったね」というせりふがあったのですが、あれがこのドラマの究極のテーマだなと感じました。僕らが演じた受刑者の方たちって、“人に認められる”ということがあまりなかったんじゃないかなと思ったんです。だからそのせりふがすごくしみて、グッときたんですけど、そういう気持ちを視聴者のみなさんにも感じてもらえたらなと。そして同じように「よく頑張ったね」というエールを与えられるような、みなさんに寄り添ってくれる作品になっていればいいなと思います。ありがとうございました。
■受刑者・尾藤護役:関口メンディーのコメント
毎日発見と学びがあって、刺激的で、自分の役者人生の中でも大切な作品になりました。“刑務所を舞台にしたドラマ”に初めて参加させていただいて、演じていくうちに、自分の中にあった刑務所や受刑者のイメージは変わっていきました。
過ちを犯してしまっても人は人であるということ。衣食住の中で、特に「食」というものが生活を豊かにするんだということ。誰と食事を共にするかによって、その人の性格にも影響が出てくるということ。いろいろなことを考えました。
尾藤という役柄は自分とも共通点がたくさんあって、自分なりに彼を愛することのできた時間も大切なものになりました。またどこかでみなさんとご一緒できるように頑張ってまいります。お疲れ様でした!
■看護師・橋本サチ役:小坂菜緒のコメント
すてきなスタッフのみなさんとご一緒させていただいて、すごく刺激になる現場でしたし、とても楽しかったです!女性キャストが少ない中で、小池さん、ともさかさんとの撮影シーンが多く、お二人の作る空気感についていくようにお芝居をさせていただけたことも、サチというキャラクターを最大限に活かそう!と楽しめたことも含めて、女子トークのシーンがとても印象に残っています。人間味のあふれる物語で、食の大切さを学び、食を通して人との繋がりを感じられる、そんな作品に携わることができたこと、本当に幸せに思います。
またみなさんとお会いできるようにこれからも頑張りたいと思います。ありがとうございました!
■受刑者・三島茂役:ひょうろくのコメント
三島茂役のひょうろくと申します。たくさんのスタッフさんのあたたかい雰囲気の中で楽しく演じることができました。台本を読んで、“受刑者同士が食事でもめる”という状況は本当にありえるのかな?と思っていたんですが、演じているうちに「これはもめるな」とも実感しました。お疲れ様でした、ありがとうございました!
■刑務所のナンバー2・入江鷹雄役:生瀬勝久のコメント
(収録時間が)巻く現場でしたね。監督さん1人の力だけではなくて、すばらしいスタッフの皆さんのおかげだと思います。ストレスなくお芝居をするためにはやっぱり環境が大事ですので、とてもありがたかったです。『ムショラン2』ができることを楽しみにしています。ありがとうございました!
■刑務所の所長・名取恒太朗役:國村隼のコメント
刑務所が舞台の作品で、しかもその所長さんの役をやるのは初めての経験でした。良く知らないことがいっぱいあって、「面白い」と言ったら語弊がありますけれども、視聴者のみなさんにとっても興味を持って見ていただけるドラマになったのではないかなと思います。それに加えて「ムショラン」というタイトルですから、食べ物の要素まで入っている。みなさんに楽しんでもらえるような、なかなかにうまくできたたくらみだなと思いながら演じておりました(笑)。お疲れ様でした!ありがとうございました。