2026年F1第8戦オーストリアGP ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(フェラーリ) 2026年F1オーストリアGP決勝で、フェラーリのルイス・ハミルトンは3番グリッドから5位、シャルル・ルクレールは2番グリッドから8位と、厳しい結果に終わった。フェラーリは、表彰台を確保しようとして、2ストップ戦略から3ストップに切り替えたが、ペースが不足していたために、結果的にうまくいかなかった。
1周目にハミルトンはルクレールをかわし、2番手に上がったが、首位を行くジョージ・ラッセル(メルセデス)や後方を走るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のペースに太刀打ちできず。フェルスタッペンと激しいバトルを展開した後、トップ勢では最初の12周目にミディアムタイヤをハードに履き替えた。
フェルスタッペンが18周目にタイヤ交換を行った後、ハミルトンの後ろでコースに復帰、2台は再び激しく戦うが、ハミルトンは抵抗しきれず、22周目にポジションを明け渡し、4番手に後退することに。
25周目、バーチャルセーフティカー下でハミルトンはソフトタイヤに交換。7番手に落ち、アイザック・ハジャー(レッドブル)はかわしたものの、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の後ろを走り続けた。42周目に同時にタイヤ交換を行った後、同じハードタイヤでピアストリから遅れていき、ハミルトンは最終的に4.584秒差の5位フィニッシュとなった。今回のレースで、ハミルトンはドライバーズランキング2位から3位に順位を落とした。
ルクレールはスタート直後にハミルトンにかわされた後、2周目にはフェルスタッペン、7周目にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に抜かれて5番手に後退。13周目にハードタイヤに交換、4番手走行中に背後のピアストリとハミルトンにパスされた後、37周目に新品ハードタイヤに履き替えた。そのスティントでは6番手を走行していたものの、ハジャー、ランド・ノリス(マクラーレン)の後ろに下がった後、59周目に3回目のピットストップでソフトタイヤに交換、最終的にノリスから14.154秒後方の8位でフィニッシュした。
フレデリック・バスール代表は、「FP1とFP2の両方で苦戦し、適切なロングランを完了することができなかった」と振り返った。
「予選では1周のパフォーマンスを大きく改善することができたが、おそらくレースに向けた準備は本来あるべきレベルではなかった」
「振り返ると、今日はメルセデスに対して意識を向けすぎていたのかもしれない。序盤の数周で強くプッシュし、その後、彼らについていこうとして戦略面であまりにもアグレッシブな反応をしてしまった。しかし現実的には、それは我々のやるべきレースではなかったのだ」
「今回の経験から学び、自分たち自身に再び集中する」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=5位(71周/71周)3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト→ハード
「とても暑く、厳しいレースだった。いくつかの場面では良いバトルをすることができたし、レース序盤には『もしかすると良いチャンスがあるかもしれない』と思っていた」
「チームはピットストップで素晴らしい仕事をしてくれた。でも、依然としてストレートで苦戦していることは明らかで、タイヤのデグラデーションもかなり大きかった。それが最終的に状況を難しくした」
「レース前に、路面温度を考慮すると3ストップ戦略も選択肢になると考えていた。実際にどう展開していたかを判断するのは常に難しいが、今日の僕たちの状況を考えれば、これ以上できることはあまりなかったと思う」
「シルバーストンまで1週間あるので、今回学んだすべてを見直し、そこで何ができるのかを確認していく」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=8位(71 周/71周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト
「昨年走った時と似た方向性のセットアップを選択し、それは予選ではうまく機能した。でも、レースではそれほど効果的ではなく、主にリヤに苦しんだ。そのため、かなりマシンを滑らせながら走ることになった」
「バルセロナではペース面でとても良い週末を過ごしていたので、アップグレードが機能していることは分かっている。新しい世代のマシンはとても繊細で、セットアップが適切なウインドウに入っていなければ、その代償を払うことになる。これは今後さらに学び、最適化していかなければならない部分だ」
「シルバーストンに向けてやるべき仕事は多い。チームとしてより強くなって戻ってこられることを願っている」
[オートスポーツweb 2026年06月30日]