坂東玉三郎「四季折々を楽しんでもらいたい」8月上演「残月」は歌舞伎座初披露

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2026年07月01日 13:45  日刊スポーツ

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八月納涼歌舞伎第三部の取材会に出席した坂東玉三郎

歌舞伎俳優坂東玉三郎(76)が1日、都内で、「八月納涼歌舞伎」(8月2〜26日、東京・歌舞伎座)の第3部「雪」「残月」取材会に出席した。


納涼歌舞伎は90年に中村勘三郎さん(当時勘九郎)、坂東三津五郎さん(当時八十助)らが中心になって始め、夏の風物詩となった。今年で37年目を迎え「良い意味での空間作りができれば。冬の『雪』と秋の『残月』で四季折々を楽しんでもらいたい。夏のお祭り的な雰囲気があるので」と話した。


公演では「雪」「残月」を披露。「雪」は地唄舞として屈指の大曲で、恋に揺れ動く女心を描いた人気高い作品。「残月」も美しい旋律が広がる手事物の名曲の一つ。過去にも大阪松竹座、京都南座をはじめ、この二題の上演を重ねてきた玉三郎が、「雪」を21年3月以来の5年ぶり、「残月」は歌舞伎座で初披露する。「歌舞伎座でちゃんと見せたいがために、前の方に出ていく若い方がいる。でも、私は前に来すぎると奥行きがなくなると思うので、登場と同じ位置で踊る。止まっていてもエネルギーがちゃんと歌舞伎座全体に行くように考えなくてはならないですね」と語った。


第3部は午後7時開始で、午後9時前には終了する予定とし、「会社終わりに来られる時間。歌舞伎は舞踊から始まりますので、短いプログラムにして舞踊だけにするのもありなのでは、という話でこの演目になりました」と明かした。

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