高橋巧「中須賀さんに勝ち逃げされなくてよかった」レイとの盤石リレーでHonda HRCが完勝/鈴鹿8耐

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2026年07月06日 00:20  AUTOSPORT web

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5連覇を達成したHonda HRC/2026鈴鹿8耐
 7月5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されている『2026 FIM 世界耐久選手権”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会』の決勝レースが行われ、Honda HRC(高橋巧/ジョナサン・レイ/ソムキャット・チャントラ)が188周を走破してチーム5連覇を達成。表彰式終了後、Honda HRCのライダーたちは記者会見に出席し、それぞれの思いを語った。

 最終スティントを担当した高橋は、決勝レースについて「今年、中須賀さんが引退すると発表していたので、勝ち逃げされなくてよかったです」と、レジェンドの存在を意識していたことを明かした。

 また、Honda HRCは8時間のレースを高橋とレイのふたりで戦い切った。高橋は「このコンディションだったので、チャントラ選手が走れなかったのが残念なのですが、ひとりのチーム員として一緒にいてくれたからこそ自分たちも力を発揮できたと思います」と語る。

 もうひとりのチームメイトであるレイに対しては「さすが世界チャンピオンを何度も獲ってるジョナサン」「僕よりウエットは全然速かったし、安定して走ってくれたからこそ、この結果がついてきたと思います」とリスペクトと感謝を述べた。

 また、Honda HRCはピット作業に定評があり、高橋はチームスタッフに「毎回タイヤ交換も給油もミスがなく、いいバイクを作ってくれたのでこの結果があると思っています」と賛辞を送っている。

 次に「チームに呼んでくれて本当に感謝している。このチャンスをもらえてとても光栄に思っているよ」と語ったのはレイだ。

 昨年限りで現役を引退したレイは、今期からHRCのテストライダーに就任。この会見では、世界スーパーバイク選手権の現役生活の晩年を思い出しながら「ここ4、5年は精神的にすごくタフな年が続いていたので、久しぶりに追い抜く気分を味わえて幸せだった」と胸中を明かした。

 続いて、走行機会がなかったチャントラにコメントの順番が回ったところで、ジャック・ミラー(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が「(優勝の)ボーナスはそのままもらえるんだよね?」とジョークを飛ばす。チャントラは大きく笑いながら「HRCが優勝することができたのは僕も嬉しく思ってる」と話し始めた。

 ヨハン・ザルコの代役として急遽チームに合流したチャントラは「ジョナサンも巧もサポートしてくれて、ライディングスタイルやバイクについて、いろいろアドバイスをくれた」とチームメイトに感謝。そして「最初はすごく緊張していたが、その緊張をすぐにほぐしてくれた。このチームは本当に最高だし、次回もぜひ参加したい」と意欲をうかがわせた。

 また、高橋にとって今回の鈴鹿8耐優勝は自己通算8勝目。このことについて聞かれた高橋は「自分ひとりで達成できた8勝ではないと思ってるのでチームのみんなに感謝したいです」と語り、「連勝記録をまた更新しなければいけないという気持ちもあるし、(まわりからも)次は9勝目を狙えと言われそうなので、9勝目を目指してホンダさんにいいオファーをもらえたらと思います」と来年を見据える。

 さらに高橋は「結果を残し続けているのはホンダのおかげ」と前置きしたうえで「(全日本ロードの)せめて最終戦は出させてほしいと思います」とアピール。もし実現すれば、ファンにとっては高橋の走りを再び見られる思いがけない機会となるだろう。

[オートスポーツweb 2026年07月06日]

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