2026年F1第9戦イギリスGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2026年F1イギリスGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは18位、ランス・ストロールは19位で、レースを走り切ったマシンのなかでは最下位だった。
21番グリッドのアロンソはフォーメイションラップ中にマシンが停止。チームは、マシンのシステムの問題と述べている。AMR26を再始動させることには成功したものの、アロンソは決勝をピットレーンからスタートすることになった。序盤に前方の2台がピットストップを行ったことで、20番手に。18周目に1周遅れになった後、20周目にミディアムタイヤからハードに交換。セカンドスティントでは20番手から19番手を走った。41周目にはリーダーから2周遅れとなり、終盤のセーフティカー出動時にソフトタイヤに交換。1周遅れの18位でフィニッシュした。
予選21番手を獲得したストロールは、予選でチームがパワーユニット(PU)のエナジーストアとコントロールエレクトロニクスユニットのシーズン5基目を投入したことで、10グリッド降格ペナルティを科されて、22番グリッドからスタート。決勝1周目に19番手に浮上し、アロンソの前を走行。それぞれ1回目のピットストップを終えた後は、ストロールはアロンソの後ろに下がり、20番手を走った。マシンの挙動が予測しづらく、トラックリミットを守りながら走ることが困難だったということで、たびたびコース外を走り、5秒のタイムペナルティを繰り返し受けた後、19位でレースを終えた。
チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「ホームレースであるシルバーストンで、2台とも完走することができた。しかし、パフォーマンス不足によって順位を上げる機会が限られ、厳しい午後となった」
「両ドライバーは同じ戦略を採った。ミディアムタイヤでスタートし、ハードタイヤへ交換。その後、セーフティカー導入中にソフトタイヤへ履き替えた。フェルナンドはグリッドへ向かう途中でマシンのシステムトラブルに見舞われ、ピットレーンスタートを余儀なくされたため、原因をさらに詳しく調査する必要がある」
「今週末はイギリスのファンから本当に大きな声援を受けることができた。我々は前進し続ける。間もなく、さらなるパフォーマンス向上が実現するはずだ」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=18位(51周/52周)21番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
「フォーメイションラップ中にマシンの電源が落ちてしまったが、何とか再始動することができた。何が起きたのかを調査し、原因を突き止める必要がある」
「決勝では2回ピットストップを行い、このマシンの開発に役立てるため、できる限り多くのデータを収集しようと努めた」
「チーム全員がうまく連携して取り組んでいるし、シーズン後半には改善が見られることを期待している」
(決勝直後のインタビューでフォーメイションラップでのトラブルについて聞かれ)「スタートできないのではないかと思った。何が起きたのかは正確には分かっていない。マシンの電源が勝手に落ちてしまい、その時点で『今日は終わった』と思った。でも、その後エンジンの再始動を試みたところ、無事に再始動できたので、そのまま走り続けることができた」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=19位(51周/52周)22番グリッド/タイヤ:タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
「必要な情報は得られており、どこを改善すべきかも理解している。だから今の段階では、辛抱強くアップグレードを待つしかないという状況だ」
「レース中はアンダーステアがとても強く、マシンの挙動も予測しづらかった。そのため、トラックリミットを守りながら走るのが簡単ではなかった。僕は常に持てる力をすべて出そうとしている。状況が近いうちに好転することを願っている」
[オートスポーツweb 2026年07月06日]