2026年F1第9戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が決勝でコースオフし、リタイア 2026年F1イギリスGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは表彰台圏内を走行していたが、トラブルによりコースオフし、リタイアした(20位完走扱い)。
予選でエンジンに問題があると訴えていたフェルスタッペンだが、チームは交換しないことを決め、7番グリッドからスタート。ランド・ノリス(マクラーレン)とチームメイトのアイザック・ハジャーを抜いて、3周目から5番手を走行した。
17周目にタイヤ交換を行い、ミディアムからハードに履き替え、レース後半は3番手をルイス・ハミルトン(フェラーリ)と争った。38周目にバーチャルセーフティカー中にミディアムに交換してハミルトンを追い、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)の後退でフェラーリ勢に次ぐ3番手に浮上。しかし、フェルスタッペンは残り6周というところでストウ・コーナーでコースオフし、グラベルにスタックし、そこでレースを終えた。コースオフの原因はリヤウイングのトラブルだという。
前戦オーストリアの予選でも、フェルスタッペンはリヤウイングの問題でコースオフを喫している。今回は現象としては酷似しているが、原因は異なるということだ。
ローラン・メキース代表は、レース後に次のようにコメントした。
「まず何よりも、マックスに謝罪しなければならない。レース終盤、彼のマシンのリヤウイングに問題が発生し、それが最終的にコースアウトにつながってしまった」
「この種のトラブルは今回が初めてではなく、我々は極めて重大な問題として受け止めている。二度と同じことが起こらないよう、必要なあらゆる対策を講じるつもりだ。今夜何より重要なのは、マックスが無事であることだ」
「そこまでのレースを振り返ると、我々のペースは今週末で最も良いものだった。マックスとチームは力強いレースを展開し、トラブルが起きるまで3番手を確実に走っていた」
「もしあのアクシデントがなければ、バランスやパフォーマンスにかなり大きな制約を抱えていた週末にもかかわらず、メルセデス1台とマクラーレン2台の前でフィニッシュできていただろう」
「見直さなければならない点は数多くある。1週間前のオーストリアでは優勝争いができていたのに、今回ははるかに厳しい状況に見えた」
「それでも私は、チームが非常に力強く対応し、今週末にマシンの力を最大限に引き出すことを阻んだ信頼性の問題とパフォーマンスの両面の課題に取り組み、改善していけると確信している」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=20位DNF(46周/52周)7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
「今週末は望んでいたような結果にはならなかった。最初から、アイザックのマシンと比べてバランスやトップスピードの面で苦戦していた。決勝ではミディアムタイヤ装着時は悪くなかったが、ハードタイヤではペース不足に苦しんだ」
「レース終盤に3番手争いをしていた時に、オーストリアの予選で起きたものと似たトラブルが発生した。リヤウイングに別のトラブルが起きて、完全に固定されず、大きくダウンフォースを失った結果、コースアウトしてしまった」
「ここから数週間で状況が良くなり、スパまでに問題を解決できることを願っている」
(『Sky Sports F1』に対してコメントし)「オーストリアと同じだ。リヤウイングが完全には閉じないんだ」
「解析結果も見た。見た目には閉じているように見えるけれど、実際には閉じ切っていない。少しだけ開いたままなんだ。そうなるとリヤのダウンフォースを大きく失う。そして、そのせいでマシンはスピンしてコースアウトしてしまう」
「1回だけなら、そういうことも起こり得る。でも2回となると、とても危険だと僕は思う。こんな高速コーナーで起これば、本当に大けがをする可能性があるからね」
「オーストリアでは運が良かったし、今回も運が良かった。でも、本当にうんざりする」
[オートスポーツweb 2026年07月06日]