
骨盤臓器脱・尿もれ等に関する医療機器「フェミクッション」「フェミクッションハピネス」を開発・販売する三井メディカルジャパンはこのほど、月に1回以上、本格的な筋力トレーニングや高強度トレーニングに取り組む「筋トレ女子」100人を対象に、「トレーニング中の尿トラブルに関する実態調査」を実施しました。
同社がこれまで実施した女子ゴルファー調査では、ゴルフ中に尿漏れ・頻尿などの不安やトラブルを感じた人は62%(57人/N200)でした。
「筋トレ女子」の場合は74%(74人/N100)と、それを上回る結果となりました。ボディコンテストシーズンが本格化する中、高重量トレーニングに取り組む女性の「見えないコンディション課題」が明らかになりました。
■74%が、トレーニング中の尿トラブルを経験・不安視
100人の「筋トレ女子」に、「トレーニング中に「尿漏れ」や「尿意の大幅な変化」を経験したことがあるか」と尋ねたところ、「よくある」「たまにある」と回答した人は合計62%(62人)でした。
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さらに「あまりないが不安はある」と回答した人を含めると、全体の74%(74人)が、トレーニング中の尿トラブルを経験、または不安視していることになります。
■尿トラブルが起こる種目は「デッドリフト」が58%で最多
続けて尿トラブルや不安がある74人に対して、「具体的にどのようなトレーニング動作・種目で尿トラブルがあるか」と尋ねたところ、「デッドリフト」が58%(43人)で最多となりました。
次いで、ベンチプレス、スクワット、バーベルカール・ショルダープレスなどの上半身トレーニングが続きました。
「デッドリフトのように高重量を持ち上げる動作では、無意識に息を止めて強い腹圧がかかり、骨盤底筋にも大きな負荷がかかります。今回の結果を通じて、筋トレに真剣に取り組む女性にも、声に出しづらい尿トラブルの不安があることを改めて感じました」(三井メディカルジャパン代表・三井桂子氏)。
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■80%がトレーニングや成績に影響していると自覚
続けて「尿トラブルや不安がトレーニング成績に影響していると感じるか」と尋ねたところ、80%(59人)が「大きく影響している」または「影響している」と回答しました。
また、具体的な影響としては、「セット数や回数を減らさざるを得ない」が57%(42人)で最多となりました。
次いで、「トレーニング内容を制限しないといけない」「高重量に挑戦を躊躇する」が続きました。
■4割はナプキン・ショーツで対応、3割は水分補給を控える
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その74人に対して、現在、尿トラブルや不安への対策として行っていることを聞いたところ、「生理用ナプキンを使用する」が47%(35人)、「吸水ショーツ・吸水パッドを使用」が43%(32人)となりました。
また、34%(25人)は「トレーニング直前の水分補給を控える」と回答しました。
特に夏場は汗をかきやすく、トレーニング時の水分管理が重要になります。一方で、尿トラブルへの不安から水分補給を控える人も見られ、女性のコンディション管理における課題が浮き彫りになりました。
■相談先は家族・医療関係者・トレーナー、相談できていない人も
尿トラブルや不安について相談した相手は、「家族」が20人、「医療関係者」が18人、「ジムのトレーナー」が12人でした。
一方で、尿トラブルを経験・不安視している74人のうち、22%(16人)は「相談したことがない」と回答しました。
相談しなかった理由としては、「恥ずかしい」「ジムやコミュニティに知られたくない」「誰に相談すればよいかわからない」「トレーニングに関係ないと思われそう」などが挙げられました。
■骨盤底筋へ負荷がかかる事を認知68%、ショーツへの関心は77%
「筋トレ女子」100人に対して、高重量トレーニングや高強度トレーニングが骨盤底筋に負荷をかける可能性について、68%(68人)が「知っていた」「なんとなく知らなかった」と回答しました。
また、骨盤底を下から支えるショーツについて質問したところ、「とても試してみたい」「ちょっと試してみたい」を合わせて61%(61人)が関心を示しました。
特に尿トラブルや不安がある74人に限ると、77%(57人)と高い数字を示しており、高重量トレーニングを行う「筋トレ女子」にとって、「尿もれ対策」は重要な取り組みであると実感しています。
◇【医師監修】銀座リプロ外科 院長 永尾光一医師コメント
高重量トレーニングでは、体幹を安定させるために腹圧がより一層高くなります。特にデッドリフトやスクワットでは、腹部に強い圧がかかるため、骨盤底筋への負荷も大きくなります。 女性の身体では、骨盤底筋が膀胱や尿道を支えることで排尿をコントロールしています。しかし、腹圧が急激に高まった時に骨盤底筋が十分に対応できないと、尿漏れや尿意の変化が起こることがあります。 尿トラブルは恥ずかしいものとして我慢されがちですが、トレーニングの継続やパフォーマンスにも関わる可能性があります。気になる症状がある場合は、自己判断で抱え込まず、医療機関や専門家に相談していただきたいと思います。
■調査概要
調査名:腹圧のかかる高強度トレーニング層の尿もれ調査 調査対象:月に1回以上、筋力トレーニングや高強度トレーニングに取り組む女性100人、全国を対象種目:ウエイトリフティング・パワーリフティング・クロスフィット、ジムでの本格的なフリーウエイト(バーベルやダンベル10kg以上を用いたスクワットやデッドリフト等)を行っている人 性別:女性 年代:20代〜40代 調査方法:インターネット調査(セルフアンケート「Qiqumo」) 調査期間:2026年6月18日〜20日 有効回答数:100人 調査主体:三井メディカルジャパン 回答者の年代は、20代が43%、30代が38%、40代が19%でした。トレーニングレベルは、社会人のフィットネス愛好家が58%、社会人の競技者・アスリートが25%、大学生が11%、その他が6%でした。
(エボル)
元の記事はこちら- マイナビウーマン
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