2026年F1第9戦イギリスGP ガブリエル・ボルトレート(アウディ) 2026年F1第9戦イギリスGPの決勝レースが行われ、アウディ・レボリュートF1チームのニコ・ヒュルケンベルグはリタイア、ガブリエル・ボルトレートは8位でレースを終えた。
ヒュルケンベルグは12番グリッドから新品のミディアムタイヤでレースをスタートした。1周目に19番手まで大きく順位を落としたが、その後14番手までポジションを上げ、17周目に最初のピットストップを行ってハードタイヤに交換した。ヒュルケンベルグは34周目に2回目のピットストップで新品のソフトタイヤを投入したが、その直後の37周目にギヤボックスのトラブルが発生し、コースサイドにマシンを止めた。
ボルトレートも新品のミディアムタイヤをスタートに選び、ヒュルケンベルグの隣の11番グリッドからスタート。1周目にふたつポジションを落としたが、5周目には10番手まで上がり、最初のピットストップまで順位をキープした。ボルトレートは26周目にハードタイヤに交換し、元の順位である10番手でコースに戻ると、レース終盤までこの位置を走り続けた。終盤は上位を走っていたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)のピットストップとマックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)のクラッシュによりふたつ順位が上がり、ボルトレートは8位でフィニッシュ。開幕戦オーストラリアGP以来となるポイントをチームにもたらした。
アウディのレーシングディレクターを務めるアラン・マクニッシュは、「全体的に見て、ここシルバーストンでは、チームにとって非常に実りの多いレースデーだった。メルボルン以来のポイント獲得は重要なマイルストーンであり、全員が長期間にわたって示してきたハードワーク、忍耐、そして意志の強さを反映したものだ。いいパフォーマンスを維持し、成長を続ければ、結果はついてくると我々は信じていたが、今日その通りになった」とチーム全員の努力を称えた。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ・レボリュートF1チーム)決勝=DNF(36周/52周)12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
「この週末は成長の機会となったが、今日は僕たちにとってフラストレーションの溜まる終わりに方なってしまった。スタートから物事がうまく噛み合わなかった。グリッドに向かうラップですでに変な感じがして、ローンチ(発進)そのものも求めるレベルではなかった。この点は明確に注意を払う必要がある」
「レースでは、序盤は乱流のなかでプッシュしなければならず、小さなスピンを喫してタイヤマネージメントが難しくなった。さらにギヤボックスのトラブルも発生し、最終的にはリタイアを余儀なくされた」
「ポジティブな面としては、ガビ(ボルトレートの愛称)がポイントを獲ることができてよかった。彼とチームにとって非常にいい結果だし、物事が噛み合ったときに僕たちの持つポテンシャルを示すものでもある」
「競争は非常に激しく、時にはあと一歩という状況もあったが、それらのチャンスを(結果に)繋げることはできなかった。このスポーツでは流れが急に変わることもあるし、また僕たちにチャンスが巡ってくると確信している。今はただ努力を続け、集中力を保ち、チーム一丸となってプッシュしていくことが必要だ」
■ガブリエル・ボルトレート(アウディ・レボリュートF1チーム)決勝=8位(52周/52周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
「今日の結果には本当に満足している。チームはまさにこの結果に相応しい。ここ数戦はポイントを獲得できていなくて、マシンのポテンシャルがあることはわかっていても、それを具体的な結果に結びつけることができない状況は厳しいものだった。だから今回の結果はチーム全員にとって間違いなく大きなはずみになるはずだ。今日僕たちは、自分たちがここにいる理由と本来のペースをようやく証明できた。現実的に見て、8位という順位は、現時点での僕たちの立ち位置を反映したものだと思う」
「長い週末だった。昨日は予選Q1で敗退しそうになったし、もしもっと後方のグリッドからのスタートだったら、今日の結果はまったく違うものになっていたかもしれない。すべてをまとめ、マシンを適切なウインドウに入れて、力強い予選と堅実なレースをするために、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。トラックサイドと、ヒンウィルやノイブルクにいる全員のためにも本当に嬉しく思う。このために全員が懸命に取り組んできた。今回の結果は、最新のパッケージによって僕たちが前進したことを証明するものだ」
[オートスポーツweb 2026年07月07日]