台風9号の接近に備え、建物の前に積み上げられた土のう=9日、台北(AFP時事) 大型で非常に強い台風9号は10日、沖縄の南海上を北上し、11日朝に石垣島など先島諸島をほぼ直撃する見通しとなった。沖縄は風雨が強まり、猛烈な風やしけの恐れがある。気象庁は暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
沖縄県南城市と石垣市、竹富町には警戒レベル4の高潮危険警報が出された。先島諸島・宮古島では10日午後0時50分すぎに最大瞬間風速30.7メートル、那覇市では午前11時50分すぎに同26.8メートルを観測した。9号は12日には中国大陸に上陸し、14日午後までに熱帯低気圧に変わる見込み。
沖縄と奄美を発着する航空便は、日本航空が10日に59便、11日に51便の欠航が決定。全日空は10日に104便、11日も58便が欠航となった。
9号は10日午後3時、宮古島の南南東約380キロの海上を時速20キロで北北西へ進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。半径330キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径750キロ以内が風速15メートル以上の強風域。