
物価高が続くなか、「ボーナスが出ても貯金どころか赤字の補填で消えてしまう」という家庭があるかもしれません。そんな状況でも、ボーナスがアップしたらお小遣いを多く渡すべきなのでしょうか。家計と旦那さんのモチベーションの間で悩む投稿者さんに、さまざまな意見が寄せられました。
『毎月カツカツ。ボーナスは毎月の補填や帰省代に使っている。さらに今年は買い替えもあり、100万円以上のお金が飛んだ。ぜんぜん貯金ができていないのに、旦那に「お小遣い増やせ」って言われている……』投稿者さんの家庭では、毎月の生活費だけではやりくりが難しく、ボーナスは赤字の補填などでほとんど消えてしまうそうです。そんななかで旦那さんからお小遣いの増額を求められ、投稿者さんは応じるべきか迷っています。
毎月赤字なら、お小遣いを増やす余裕はない
まずあったのは、「今の家計状況では増額は難しい」という意見でした。
『なし。理由は毎月カツカツで、ボーナスで補填しているから』家計が赤字で、ボーナスが生活費の穴埋めになっている以上、お小遣いを増やす余裕はないかもしれません。
『毎月カツカツで貯金もできない状態なら、増額どころか小遣いなしを提案しないとダメなレベルでは? 生きることが優先よ』生活が成り立たなければ意味がありません。まずは家計を安定させることが最優先であり、お小遣いはその後に考えるべきという現実的なコメントが並びました。
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毎月は難しくても「ボーナス」として渡しても
一方で、旦那さんの頑張りを評価する意味で、ボーナス時だけ臨時のお小遣いを渡すという提案もありました。
『お小遣いではなくて「ボーナス」としてあげたら? お小遣いは増やしたら、ずっと続くでしょ? ボーナスなら一回きりだもの』毎月のお小遣いを増やすと、それが今後の基準になってしまいます。しかし、一度限りの「ボーナス」であれば家計への影響も抑えられるのではないでしょうか。
『あげないとかわいそうな気がする』
『旦那さんと折り合いをつけて、ボーナスが上がったら1〜2万円上乗せしたら?』また、家計を支える旦那さんへの感謝を伝えることが、仕事への意欲につながるのではないかという声もあります。
『毎月のお小遣いを増やすのはムリでも、ボーナスからいくらか渡すくらいのことはする。旦那に、「頑張って働いても報われない」と思わせないほうがいい。小さな喜びがやりがいにつながればいいと思う』
『ボーナスとして渡したらいい。お疲れ様の気持ちと共に渡したら、やる気を出してくれるかもよ』
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家計を「見える化」して、話し合うことも必要
旦那さんが「お小遣いを増やしてほしい」と言う背景には、家計の現状を十分に理解していない可能性も。そのため、家計を「見える化」することを勧めるコメントも寄せられました。
『口で「家計が大変」って言っても理解しないと思うから、年間の収入と支出、月の支出を書いて、ボーナスで補填しているから増額はムリと数字で具体的に話したほうがいい』
『家計簿を見せたら? 預金残高も含めて。いらない経費を削る話もしたらいい』「苦しい」と口で言うだけでは伝わりにくいのでしょう。家計簿や預金残高を夫婦で一緒に確認すれば、「どこにどれだけお金がかかっているのか」が見えやすくなります。お小遣いを増やすかどうかだけでなく、支出を見なおすきっかけにもなるかもしれません。
家族みんなが納得できる使い方を
ボーナスの使い道については、「現金を渡すことだけが正解ではない」という考え方もありました。
『うちの旦那はお小遣いを増やせとは言わないけれど、たまに「ここに食べに行こう」とか「これが買いたい」と言う』
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『今回は現金で車を購入した。こういうときのためにコツコツ貯めたから、お小遣いがなくても納得してくれている』将来の大きな買い物や家族で過ごす時間のために、ボーナスを使うことを優先している家庭も少なくないようです。ボーナスは、家計を支える大切なお金という家庭もあれば、頑張った人へのご褒美として考える家庭もあります。それぞれの価値観や家計状況によって最適なかたちは異なるでしょう。大切なのは、お互いが家計の現状を理解し、納得したうえで使い道を決めることかもしれません。お金の話を避けるのではなく、夫婦で将来を見据えながら話し合うことが、家計だけでなく夫婦関係を守ることにもつながるのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・猫田カヨ
