日銀の自主性尊重を明記=骨太方針、21日閣議決定―政府

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2026年07月14日 21:01  時事通信社

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時事通信社

 政府が策定作業を進める経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」で、日銀の自主性を尊重する姿勢を示すことが14日、分かった。高市政権が金融緩和を重視し、日銀による利上げをけん制しているとの市場の懸念を和らげる狙いがあるとみられる。脚注に、金融政策決定での日銀の自主性に関して定めた日銀法第3条を明記する。今後、最終調整を行い、21日にも閣議決定する。

 調整中の案では、日銀の金融政策運営に触れた第1章の脚注で「日銀法第3条(日銀の通貨及び金融調節における自主性は、尊重されなければならない)に基づき、金融政策の具体的な手法については日銀に委ねられる」との考えを示す。

 政府が6月末に公表した原案では、本文に「『強い経済』の実現に向けては適切な金融政策運営が行われることも非常に重要」との文言が盛り込まれた。市場では、積極財政を掲げる高市政権が日銀の利上げをけん制したとの見方が広がり、長期金利が上昇した。

 これを受け、今月7日に与党に示した修正版では「『安定的な物価上昇』の実現に資する適切な金融政策運営」へ文言を見直したが、金利上昇に歯止めはかからず、再修正を迫られた格好だ。

 一方、超党派の社会保障国民会議で議論している給付付き税額控除や食料品の消費税減税の扱いについては今後、文言を含めて最終調整する。消費税減税を巡る議論は難航しており、高市早苗首相が今週中にも結論を得る時期についてめどを示す見通しだ。 
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