
高橋一生、斎藤工、水上恒司のトリプル主演。7月17日から配信が始まるPrime Originalドラマ『犯罪者』に、チョン・イルが出演する。
韓国で最高視聴率46.1%を記録した大ヒット時代劇『太陽を抱く月』('12年)など、数々の作品で存在感を示してきた。日本でのファンも多く、日本文化への造詣も深い。日本ドラマへの出演は初めてだ。
知っている人ほど驚く役?
「実は、松永大司監督と知り合ったのは約4年前。(監督の)『エゴイスト』(主演・鈴木亮平)の韓国公開の際、偶然お会いしたのがご縁の始まりです。その後、僕の主演映画『高速道路家族』(日本公開'23年)を見た監督が“必ず一緒に仕事をしたい”とおっしゃって。そしてオファーをいただいたのが、この『犯罪者』です。
監督は“滝川役は君しか思い浮かばない”と言ってくださって。そのくらい、監督が愛情を持ってくださっているキャラクターなんです」
原作は太田愛の同名小説。通り魔事件に遭遇した繁藤(水上恒司)は謎の男から“10日生き延びれば助かる”と告げられる。この事件を追う刑事・相馬(高橋一生)、フリーライター・鑓水(斎藤工)。
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決して触れてはならない社会の深淵、巨大な陰謀……3人の男たちは意図せず、その領域に足を踏み入れていく。イルが演じる滝川は、その暗闇に関わる謎の男だ。
「僕のことを知っていてご覧になる方は、驚かれると思います。非常にインパクトの大きな人物なので。自分自身でも映像を見て、とても新鮮な感じがしました。初めての日本の作品、そしてこのような素晴らしい作品に出演できて、とても感慨深いです」
高橋一生らとの共演について尋ねると、
「お三方の出演作は当然、見ています。撮影前に原作を3回読み込んだのですが、本作のキャラクターと、彼らのイメージが一致しなくて。“みなさんは一体、どのように演じるんだろう?”と、とても気になっていました。
ただ、滝川は独自の動きをするため、お三方との共演シーンは多くはなくて。だから、お酒もまだ飲みに行けていません(笑)。配信が進み、プロモーションで再来日できたら、きっとそんな時間も持てるんじゃないかと思っています」
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撮影のためイルは約2か月、日本でひとり暮らしをしたという。
「若いころからホテル滞在は多かったんですが、あまり好きではないんです(笑)。ホテルだと自分のタイミングで好きなものを食べたりもできませんし、僕は料理をするのも好きなので。今回は東京でひとり暮らしをしましたが、地方での撮影も多くて。撮影のためのコンディション維持にはとても気を配りました」
'06年に俳優デビューし、同年『思いっきりハイキック!』で一躍ブレイク。今年はデビュー20周年となる。
40代がとても楽しみ
「時間がたつのは本当にとても早いなと思います。今、こうやってインタビューを受けていると実感します。本当に、前だけを見て走り続けてきました。今思うと、心残りもありますし、つらかった時期も思い出しますが、でも本当に楽しくて、面白い時間だと思います」
“時代劇男神”“韓流ロマンスの貴公子”とも呼ばれてきた。そのキャッチコピーは光栄でありながらも、窮屈に感じることもあったのだろうか?
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「いいえ、そう感じたことはないです。ありがたいだけです(笑)。俳優は、常にキラキラとしたキャラクターだけを演じるわけではないので。作品を選択することで、変わっていこうと努力しています」
これからも日本のドラマや映画への出演に意欲を見せるイル。今後、どんな俳優でありたいと思っているのだろう?
「深みがあり、“チョン・イルだけのカラー”を長く持ち続けることができる俳優になりたいと思います。まとう香りで、多くの人に余韻を残せる俳優になりたいです。自分自身、これからの40代がとても楽しみなんです」
浜松を大満喫♪
「東京だけでなく、日本各地に撮影で訪れることができて。温泉に入ったり、現地で運動をしたりもしました」
春頃には浜松(静岡県)で入手した梅干しを使ってボンゴレパスタを作る様子をYouTubeにアップしていたが、それも本作の撮影で訪れたという。
「浜松にはおいしいお蕎麦屋さんがたくさんあって。蕎麦打ち体験もしました。イタリアンのお店もおいしかったですよ。浜松城や中田島砂丘にも行ったし。本当にいろんな思い出があります!」
週刊女性2026年7月28日・8月4日号
