ニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成) 7月17日(金)、2026年FIA F2第8戦のフリー走行がベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで行われた。セッションが赤旗終了となるなか、選手権首位のニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)が最速タイムを記録した。宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)は16番手だった。
今年のスパ・フランコルシャンではDRSゾーンが追加された。これまでのホームストレート(ターン19〜1)とケメルストレート(ターン4〜5)に加え、新たにターン17(ブランシモン)からターン18(最終シケイン)が追加され、全3カ所でDRSが使用可能となった。なお、同区間はF1においてストレートモード区間(アクティベーションゾーン)に指定されている。
45分間のフリー走行は気温20度、路面温31度、湿度66パーセントというコンディションで開始された。セッション開始から12分、14台が1回の計測ラップを終えた段階で、ロマン・ビリンスキー(ダムス・ルーカスオイル)が2分00秒015を記録し暫定首位に浮上する。さらに、ビリンスキーは1分59秒261までタイムを削るとセッション前半を首位で終えた。
ただ、セッション後半に入った残り22分、選手権首位であり、F1昇格の噂が絶えないツォロフが1分58秒927を叩き出し首位に浮上する。
さらにマルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)が0.199秒差の2番手。1週間前のWEC世界耐久選手権第4戦サンパウロではシボレー・コルベットZ06 GT3.Rをドライブしたニコ・バローネ(VAR)が0.326秒差の3番手に浮上。ビリンスキーが4番手に後退するなか、全車が一旦ピットに戻った。
なお、この時点でアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成)が0.201秒差で3番手相当のタイムを記録していたが、最終ターン19でのトラックリミット違反により当該ラップタイムが抹消された。
各車が再びコースインし、最後のアタックシミュレーションに入ろうかというなか、3番手につけていたバローネがターン14でコースオフを喫し、バリアにノーズからクラッシュ。これでセッション残り4分21秒で赤旗が振られ、フリー走行はそのまま終了を迎えた。
45分間のフリー走行はツォロフが首位のまま終了。0.199秒差の2番手にステンスホーン、0.326秒差の3番手にクラッシュしたバローネが続いた。選手権2位につけるガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ/アルピーヌ育成)は0.804秒遅れの10番手だった。
赤旗の影響で終盤のアタックができなかった車両も少なくなく、ハイテックの宮田は1.418秒遅れの16番手、コルトン・ハータ(ハイテック/キャデラックF1テストドライバー)は1.754秒遅れの20番手となった。
2026年FIA F2第8戦スパ・フランコルシャンの予選は、このあと日本時間17日の22時55分(現地時間15時55分)より30分間で行われる。
■2026年FIA F2第8戦スパ・フランコルシャン フリー走行結果
Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'58.927/10
2/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'59.126/13
3/22/N.バローネ/VAR/1'59.253/10
4/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'59.261/13
5/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'59.390/10
6/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'59.473/15
7/25/J.ベネット/トライデント/1'59.515/13
8/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'59.567/14
9/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'59.729/14
10/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'59.731/15
11/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'59.857/12
12/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'59.871/14
13/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'59.925/15
14/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/2'00.014/12
15/21/C.シールズ/AIXレーシング/2'00.292/13
16/3/宮田莉朋/ハイテック/2'00.345/13
17/23/R.ヴィラゴメス/VAR/2'00.354/11
18/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/2'00.458/13
19/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/2'00.505/12
20/4/C.ハータ/ハイテック/2'00.681/12
21/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/2'23.631/13
22/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/2'27.645/11
[オートスポーツweb 2026年07月17日]