2026年F1第10戦ベルギーGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションを獲得 2026年F1ベルギーGPの予選で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは自身6回目のポールポジションを獲得、ジョージ・ラッセルは4番手だった。
チームによると、ふたりとも予選前の時点でマシンバランスに概ね満足していたため、、セットアップ変更は最小限にとどめたという。予選序盤は路面温度が高めで、リヤのグリップを失ったが、路面温度が下がるにつれて、マシンのフィーリングが改善していったということだ。
アントネッリもラッセルもQ3最後のアタックラップで自己ベストを更新、アントネッリは2番手フェルスタッペンに0.317秒差をつけてポールポジションを獲得した。この日7月18日はアントネッリの父マルコさんの62歳の誕生日で、アントネッリはインラップでの無線で「お父さん、誕生日おめでとう!」と呼びかけていた。
一方、ラッセルはアントネッリから0.508秒という大きな遅れで4番手にとどまった。
チーム代表トト・ウォルフは「ジョージにとって過去2戦は厳しい週末となっている。チームとして、どこでタイムを失っているのか調査を進めており、特にこのサーキットの最終シケインまでの区間で説明のつかないロスが発生しているため、検討・調査すべき点が数多くある」とコメント。
「シルバーストンでも似たような現象が見られ、その時はドライビングスタイルが原因だと考えていた。しかし、ジョージは今週末その点に真剣に取り組んだにもかかわらず、問題は解決していない」
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「残念ながら、ジョージは最終シケイン進入までのデプロイメント不足に引き続き苦しみ、それが最終的に明日のグリッド順位を1つ失う原因となった。それでも3番手は立派な結果だ」と語った。
「我々はこの問題を最優先で調査している。ドライビングスタイルでは説明できない明確なタイムロスが存在するからだ」
予選3番手のランド・ノリス(マクラーレン)がグリッド降格ペナルティを受けるため、ラッセルは決勝を3番グリッドからスタートする予定。
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)FP3 1番手(1分45秒990:ソフトタイヤ/13周)予選 1番手(Q1=8番手1分46秒304:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分45秒142:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分44秒361:ソフトタイヤ)暫定1番グリッド
「ポールポジションを獲得できて本当にうれしい。昨年は苦戦したサーキットだっただけに、なおさらだ。Q1は風向きが変わり続けて難しかったが、セッションのなかで着実に改善することができた。Q3ではマシンのフィーリングがとても良く、最後のアタックラップではすべてをうまくまとめることができたので満足している」
「土曜日にポールポジションを獲得できたのは素晴らしい結果だが、ポイントが与えられるのは明日の決勝だ。ターン5までの長い区間においてスタートがとても重要になるだろう。これから、決勝でしっかり結果を出すことに集中したい」
「チームは一晩でマシンを大きく改善してくれた。今のパッケージでは自信を持って走ることができている。タイヤのデグラデーションは大きくなると予想されるので、今夜はあらゆるデータを慎重に分析し、グランプリで最高の状態で臨めるよう準備する」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)FP3 4番手(1分46秒357:ソフトタイヤ/12周)予選 4番手(Q1=5番手1分46秒185:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分45秒689:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分44秒869:ソフトタイヤ)暫定3番グリッド
「今日のQ3最後のアタックには満足していた。フロントロウを獲得するのに十分だと感じていたんだけどね。ここ2戦ほど、自分のペースに苦しんでおり、チーム全員で解決策を見つけようと懸命に取り組んでいる。原因として考えられる要素はいくつかあるが、今週末は改善につながるかどうかを確かめるため、自分のドライビングスタイルに重点を置いて取り組んできた。前向きな兆候は見られたものの、ここではエネルギーのデプロイメントも期待どおりではなかったことは明らかだ。チームとしても、こうした遅れを解消するため、あらゆる可能性を引き続き調査している」
「良いニュースは、それでも3番手という好位置からスタートできること、そしてキミがポールポジションを獲得したように、マシンには十分な速さがあることだ。ここスパでは何が起きても不思議ではなく、実際によくそうなる。明日は良いレースができることを願っているし、全力で戦うつもりだ」
[オートスポーツweb 2026年07月19日]