
「光秀の裏切りにより、業火の中で多くの敵を切り倒し、心身共に憔悴(しょうすい)しきった信長の元に駆けつけ、その寂しそうな表情をみた瞬間、心から『最期の時だけは、この人が安心して居られるように、自分にできる限りのことをしよう』と思いました」(NHK公式サイト、本人コメントより)
7月12日に放送された大河ドラマ『豊臣兄弟!』の第27回「本能寺の変」。小栗旬演じる織田信長の傍らで、「御小姓」として庶務や護衛で仕えた森乱(森蘭丸)役を、見事に演じ切った歌舞伎俳優・市川團子(いちかわ・だんこ)さん(22)にじわじわと熱い視線が集まっている。
要潤演じる、織田家家老筆頭の明智光秀が、信長に謀反。燃え盛る本能寺の中で、錯乱する信長を最期まで戦い守り、そして訪れる今生の別れのシーンが、視聴者の涙を誘った。
團子は、九代目市川中車(香川照之)の長男であり、祖父には名優・二代目市川猿翁さんを持つ、歌舞伎界の名門・澤瀉屋(おもだかや)の期待の星である。
現在は、新橋演舞場で上演中のスーパー歌舞伎『もののけ姫』に出演しており、アシタカ役も演じている。
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放送後、まず衝撃に包まれたのが大河ドラマファンだ。映像作品への出演経験がないとは思えない堂々たる佇まいに、SNS上では《ドラマ初出演なの!!!?大型新人すぎんか!!!?》と驚愕する声が続出。
小栗旬に引けを取らない存在感
“小栗信長”の圧倒的なカリスマ性に引けを取らない存在感に対して《これは信長も側に置きたくなる》《もう森蘭丸のベスト配役は市川團子なんよ》と演技を絶賛するコメントが相次いだ。
一方で、この鮮烈なデビューをまた違った目線から見守っていたのが、歌舞伎好きの視聴者たち。
《歌舞伎役者とはアクションの訓練を受けた俳優だとよくわかる動きの美しさだった》
《殺陣も綺麗だったけど信長を置いて小走りではけていく姿も美しかった。時代劇でももっと見たいな》
何気ない移動や立ち居振る舞いにも宿る、歌舞伎で培った表現力を評価する声が寄せられた。
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本能寺の激しい炎とともに、視聴者の心へ“火”を付けた市川團子。この若き才能が、これからの映像界にも熱い旋風を巻き起こしていくことは間違いなさそうだ。
週刊女性PRIME
