
写真 米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group、以下ABG)が6月30日、ファミリー向けエンターテインメントブランド「ケアベア(Care Bears)」の知的財産権取得に関する最終契約を締結したと発表した。買収手続きは2026年第3四半期中に完了する見込み。ABGにとってキャラクターフランチャイズへの投資は今回が初となる。
ABGは2010年に設立。マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やデビッド・ベッカム(David Beckham)、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)など著名人の名を活用したブランドビジネスに加えて、近年は「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」や「リーボック(Reebok)」「ハンター(HUNTER)」、「チャンピオン(Champion)」といったグローバルブランドを次々に傘下に収めている。
「ケアベア」は、1981年にアメリカのカード会社アメリカン・グリーティングス(American Greetings)のグリーティングカードの挿絵として誕生。初期のオリジナルデザインは、イラストレーターのエレナ・クチャリック(Elena Kucharik)が手掛けた。「チアベア(Cheer Bear)」、「ファンシャインベア(Funshine Bear)」、「グランピーベア(Grumpy Bear)」をはじめ、それぞれ異なる感情や個性を表現した100種類以上のベアが存在する。現在は190以上の国と地域、26言語で展開されている。
今後は、ABGの事業部門である「オーセンティック・スタジオ(Authentic Studios)」および「オーセンティック・ライブ(Authentic Live)」を通じて、新たなストーリー開発やライブ体験などを提供し、ブランド価値の拡張を図る。ABGエンターテインメント部門のコーリー・サルター(Corey Salter)最高経営責任者は「ケアベアをABGの強力なプラットフォームへ迎え入れ、長年愛され続けるフランチャイズとして新たな成長ステージへと導いていく」とコメントしている。
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