Aぇ! group小島健、フィリピンの殺し屋役で4〜5キロ減量「次の小島健に行ける」過去一レベルの初挑戦【「八神瑛子 -上野中央署 組織犯罪対策課-」インタビュー】

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2026年07月22日 17:04  モデルプレス

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モデルプレスのインタビューに応じた小島健(C)モデルプレス
【モデルプレス=2026/07/22】Aぇ! groupの小島健(こじま・けん/27)が出演するHuluオリジナル「八神瑛子 -上野中央署 組織犯罪対策課-」(全5話)が7月24日より第1話、第2話が一挙独占配信スタート。本作で、卓越した身体能力を持つフィリピンの殺し屋・グラニソ役を演じる小島は、全編英語での演技や本格アクションに初挑戦。モデルプレスのインタビューでは、役作りの裏側や初挑戦への思い、俳優として感じた新たな手応えについて語ってくれた。

【写真】小島健、別人級のタトゥー姿

◆「八神瑛子 -上野中央署 組織犯罪対策課-」

2014年公開の映画「渇き。」の原作となった「果てしなき渇き」や、2022年に映画化された「ヘルドッグス」シリーズなど、話題作を次々と世に送り出してきた人気作家・深町秋生氏。中でも代表作の1つとして根強い支持を集める、東京・上野を舞台にした警察小説「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズが、黒木メイサ主演で連続ドラマ化される。

小島が演じるグラニソは、卓越した身体能力を持つフィリピンの殺し屋。新宿エリアを拠点とする半グレ集団“東京同盟”のメンバーで、組織を裏で操るボスの正体を追う瑛子(黒木)の暗殺を命じられる。さらに、東京同盟がマニラで違法薬物を製造していた工場の元金庫番で脱走したキタハラ(内藤正記)も標的として追い、彼を匿うヤクザ“千波組”とも敵対していく。

◆小島健、フィリピンの殺し屋役で「全部が挑戦」全編英語セリフ・アクション初挑戦

― ドラマ出演が決まったときの心境をお聞かせください。

小島:ドラマが決まったときは、「こんな重要な役をいただけるんや」と、驚きが一番でした。全編英語セリフもアクションも初めてだったので、正直ちょっと大役やなと(笑)。僕には経験のない要素ばかりで、英語も喋られないし、アクションもしたことないし、そもそもフィリピンの殺し屋役を演じられるのか?という不安やプレッシャーはありました。

― グラニソの印象はいかがでしたか?

小島:殺し屋役ではありますが、「かっこいいやつやな!」と思いました。すごくかっこよくて、めちゃくちゃやりがいのある役が来たなと。これを演じたら、“次の小島健”に行けるのかな、みたいな感覚がありました。

― グラニソを演じるうえで苦労したことはありますか?

小島:ほんまに全部が挑戦やったんで、全部難しかったです。英語もアクションも、慣れるまでが大変でした。僕はもともと運動神経もあまり良くないので、アクションも苦戦しましたし、ナイフを使うシーンは実際に相手に当てたらあかんし、でも当てなさすぎても画にならない。そのバランスが難しかったですね。素手のアクションも、距離が近くなる分、怖さがありました。

― 全編英語での演技では、どんな準備をされたのでしょうか?

小島:まず英語の練習に結構時間をいただきました。オンラインレッスンや、直接先生からレッスンしていただいたり。本番も先生が来てくださっていたので、リハーサルや撮影後に「もうちょっとこう言った方がいいよ」と教えてもらいながら臨みました。フィリピン英語なので発音も少し違って、FをPで言ったりするんですよ。舌の位置とか、「意外と口を大きく開ける感じじゃなくて、余裕のあるしゃべり方」とか、いろいろ教えていただいて面白かったです。

― 特に難しかったフレーズはありましたか?

小島:全部難しかったです(笑)。そもそも普段の会話の中で使う単語ではないものもありましたし、2行以上あるセリフはやっぱり難しかったですね。途中で噛んじゃったらどうしようというプレッシャーもありました。タガログ語もそこまで多くはなかったんですけど、早口言葉みたいで難しかったです。あと、フィリピン英語は微妙なニュアンスで違うって言われたりもして、そういう難しさはありましたね。

― 英語やアクションなど、さまざまな初挑戦を経て、“アイドル・小島健”としてこれまで見せてこなかったような一面を引き出せた感覚はありましたか?

小島:ありますね。ほんまにこの作品に出会えてよかったなと思います。グラニソという役を演じられたことは、自分にとってめっちゃ大きかったですね。今後、俳優も含めて何をやるにおいても、この経験は自分の中で財産になると思います。

◆小島健、4〜5キロ減量「等身大のグラニソ」を追求した役作り

― グラニソのビジュアルは、これまでのイメージとは異なる印象を受けました。ビジュアル面での役作りではどんなことを意識しましたか?

小島:原作も読ませていただいたんですけど、原作とは設定が少し変更されているので、監督と「等身大のグラニソにしよう」という話をしました。見た目から“恐怖”を醸し出すために痩せて顔立ちをはっきり見せたり、目のクマは隠さず、メイクも必要最低限で、肌が荒れていても気にならない感じにしました。リップもむしろ取って、唇をカサカサにしていましたね。眉毛の雰囲気も含めて、「グラニソやったらどうするんやろ」というのは結構いろいろ考えました。

体重も今より4〜5キロほど落としました。そのほうがフィリピンの方らしい雰囲気が出るかなと思ったんです。アクションもあったので、トレーニングもしながら撮影に臨みました。

― タトゥー姿を初めて見た時の印象はいかがでしたか?

小島:すごいリアルやなって思いました。入れ方は企業秘密らしいんですけど、撮影後はあえて現場で落とさず、「落とさなくていいですか?」って言って、そのまま街に出たりもしてました(笑)。タトゥーを入れるのには時間がかかりましたけど、それも含めて嬉しかったです。

― グラニソを演じるうえでイメージしたキャラクターや、影響を受けた作品・キャラクターはありましたか?

小島:最初はいろいろ考えていたんですけど、特定のキャラクターを意識することはなかったですね。役作りするうえで、監督から「アクションならこの映画を観て」と言われて、韓国の作品を中心にいろいろ観ました。でも、結果的にはいい意味で違うものになれたと思います。

最初は、笑って戦うキャラクターとか、漫画っぽいキャラクターを意識しようとしていたんですよ。そういう、戦うことが好きなキャラクターっているじゃないですか。でも、「命の取り合いだから、そこで笑うことはないんじゃないか」という話を監督と重ねる中で、グラニソというキャラクターが出来上がっていきました。

― アクションの参考にした作品はありますか?

小島:監督に一番最初に「観たほうがいい」と言われたのは、韓国映画『アジョシ』です。シンプルに「かっこいいな」と思いました。

― 等身大のグラニソを演じるうえで、劇中では多く語られないバックグラウンドや性格など、ご自身の中で決めていたことはありましたか?

小島:一番意識していたのは、“殺意を出す”ということです。グラニソは「実はこんなバックボーンがあって、わかってほしいんだよ」というキャラクターではなくて、脚本の中で背景は少し描かれているんですけど、それを見せて同情してもらうような人物ではない。だからこそ、感情を見せるよりも、殺し屋として仕事を遂行することに徹する人物として演じようと思っていました。

― 殺し屋としての“殺意”はどのように掴んでいったのでしょうか?

小島:ちゃんとできていたんですかね(笑)。それは視聴者の方々が見て判断することだと思うので、自分ではわからないですけど、自分なりには表情一つひとつもそうですし、できる限り「ここを狙って倒す」ということは意識していました。

アクション監督とも話しながら、「ここをこうやったら倒せるから、そのためにここを狙っている」と、一つひとつの攻撃に理由を持たせていたので、そういうところが伝わっていたらいいなと思っています。

― グラニソはためらいなく人を殺めていくキャラクターでしたが、その感覚はどのように表現しましたか?

小島:でも、「優しい」って言われましたね(笑)。普通に生きていたら、相手を痛めつけないようにしようって思っちゃうじゃないですか。でも、それだと撮り直しになっちゃうので、逆に一回バーッとやり切って、終わった後に「すみません」っていう感じでした。自分なりに、いろいろ考えながら演じていました。

― 小島さんはもともとダークヒーローに憧れがあるそうですが、どういうところに惹かれるのでしょうか?

小島:昔から人と違ったことがしたくて、主人公のことをあまり好きにならないタイプだったんです。幼稚園くらいの頃から、敵のほうに惹かれちゃうところがあったんですよね。具体的に言うと、『キングダム』の桓騎はかっこいいなと思いますし、めっちゃベタですけど、ジョーカーとかもかっこいいじゃないですか。ダークな役はずっとやりたかったので、今回演じられて嬉しかったです。

グラニソのおかげで僕の幅が広がったと思うんですよ。今後いろんな仕事において、「小島健はこんなこともやる」っていうのを見せる一つの大きなきっかけになるんじゃないかな、と思ってます。

◆小島健、家でもナイフを持ち帰り練習 本格アクションの裏側

― アクションのトレーニングでは、具体的にどんなことをしましたか?

小島:撮るための動きを教えてもらったり、最初はミット打ちみたいなのとか、素振りみたいなのをやったりしました。ナイフは手になじませるために借りて持ち帰っていました。持ち方も分からなかったので、家で鏡を見ながら練習していましたね。途中で二刀流になったりもするので。もちろん危ないのでゴムのナイフですけど、「触ることに意味がある」って言われて、ずっと持っていました。

― 爆破シーンなど、大掛かりなアクションもありましたね。

小島:爆発もド派手だったので、「1個1個お金がかかってるな」って(笑)。自分がミスしたら時間もかかるし、立て直さないといけないので、そこはめちゃくちゃ緊張感がありました。第3話の僕が廃ホテルのドアを蹴るのを失敗したら立て直すのに10分以上かかると聞いていたので、「一発で決めなあかん」と思っていました。

― 黒木メイサさんの印象や、刺激を受けたことを教えてください。

小島:メイサさんのアクションはやっぱり速いし、鋭いっていう印象でした。背中を追うのに必死でしたね。一緒に練習することもあって、僕の蹴り方がうまくいかないときも付き合ってくれたりして、優しかったです。

メイサさんとのアクションシーンは2〜3日くらいかけて撮りました。カメラの角度によって動きを変えたり、練習では平面でやっていた動きを本番では斜めに変えたり、そういう調整はありました。大変さももちろんありましたけど、楽しかったです。

― ハードな世界観の作品ですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

小島:現場はもちろん、作品みたいな雰囲気じゃなかったですよ(笑)。みんなでコーヒーを飲みながら雑談して、ほっこりした現場でした。メイサさんが甘いドーナツを食べていて、「ドーナツ食べるんや」って(笑)。ギャップを感じました。僕も現場で特別構えたりはせず、みなさんと楽しく話させていただきました。

◆小島健「過去一レベル」の達成感 今後もアングラな役に意欲

― 今回さまざまな初挑戦を経験して、ご自身の新たな一面を発見できましたか?

小島:見てくれた人がそう思ってくれたらいいなと思います。そのときにできることは全部やって、本気で向き合えたので、達成感はすごかったですね。今までの仕事の中でも過去一レベルだったかもしれないです。撮影が終わったときは、「終わった…!」という気持ちでした。

― 撮影を終えた自分へのご褒美はありましたか?

小島:ラーメンです!グラニソを演じているときは、血色を悪くしたくて食べるものを制限していたので、「この撮影が終わったらラーメンを食べに行く」と決めていたんです。撮影が終わったあとは、マネージャーさんと二郎系ラーメンを食べに行きました。この仕事が決まってからはラーメンを食べないようにしていたので、あれはご褒美でした。

― 今後、新しく挑戦してみたい役を教えてください。

小島:アングラな役は本当に楽しかったですね。ひりひりした世界で、普段できないことをみんなでディスカッションしながら作っていくのがすごく楽しかったです。アクションもまた挑戦したいですし、いい人でも悪い人でもいいんですけど、暗い雰囲気の役を演じてみたいです。またアングラな世界観の作品にも挑戦できたら嬉しいですね。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆小島健(こじま・けん)プロフィール

1999年6月25日生まれ、大阪府出身。2019年にAぇ! groupのメンバーに選ばれ、2024年5月15日に「《A》BEGINNING」でCDデビュー。近年の主な出演作は、ドラマ「帰ってきたらいっぱいして。」(読売テレビ、2023年)、「ホンノウスイッチ」(テレビ朝日系、2025年)、「こんばんは、朝山家です。」(ABC・テレビ朝日系、2025年)、映画「おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?」(2026年)など。

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