
8月の星空や天文情報です。今月は、三大流星群であるペルセウス流星群が極大を迎えます。今年は月明かりの影響がなく最高条件です。 また、なかなか見ることができない惑星として知られる水星を見るチャンスがあります。
「夏の大三角」に注目

8月は晴れる日が増えて、夏の星座を楽しめる時期です。
8月の宵の時間帯には、「夏の大三角」が空高く見えます。「夏の大三角」は3つの1等星、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを結んでできる大きな三角形です。暗い空であれば、「夏の大三角」の辺りから南の低い空へと続く天の川の淡い光も見ることができます。
夏休みの時期、お子さんと一緒に「夏の大三角」を目印に、様々な夏の星座を見つけてみるのもいいでしょう。
8月2日 水星が西方最大離角 明け方、東の低空に注目

地球の内側を公転する水星は、日の入り後の西の空か、日の出前の東の空にしか見えません。今回のように太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」の時には、日の出前の東の低い空に水星を見つけやすくなります。
東京の場合、日の出30分前の水星の高度が、8月1日から8日にかけて10度を超えます。他の地域でも大きな違いはありませんので、明け方頃、東の空を眺めてみましょう。
※2日の東京の日の出:4時49分
また、8月12日の明け方には、細い月と水星、木星が接近して見えます。
日の出30分前の高度が5度前後と非常に低く、観察しづらい現象ですが、東北東の空が開けた場所で、双眼鏡を使って探してみましょう。
※12日の東京の日の出:4時57分
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8月13日 ペルセウス座流星群が極大 月明かりなく最高条件

13日11時頃、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が極大を迎えると予想されているため、12日深夜から13日未明にかけてが一番の観測チャンスになります。
極大の13日がちょうど新月で、月明かりの影響を全く受けることがないという最高条件です。
国立天文台によると、最も多く流星が見られるのは13日の夜明け頃(東京では3時台)とみられ、空の暗い場所で観察した場合の流星の数は、1時間あたり35個程度と予想されます。
12日21時頃から流星が出現し始め、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなるとみられています。
お盆休みの期間ですので、ゆっくり流れ星を探してみるのもよいでしょう。
8月15日 金星が東方最大離角

「宵の明星」の金星が、8月15日に太陽から最も離れて東方最大離角となります。
金星は肉眼で見えますが、望遠鏡で見ると半月状であることがわかります。月との形の違いを発見できるでしょう。
※8月15日の東京の日の入り:18時31分
8月16日 夕方〜夜、細い月と明るい金星が接近

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16日の夕方から夜、西の空の低い位置で、細い月と明るい金星が近づいて見えます。
美しい月と明るく輝く金星の共演は、夏の夜空でひときわ美しく目を引きそうです。
※8月16日の東京の日の入り:18時30分
8月28日は満月「スタージョンムーン」

28日13:19(日本時間)に満月を迎えます。
満月には英語圏で様々な呼び名があります。8月は「スタージョンムーン」。この呼び名はアメリカが発祥とされています。
スタージョンとは、英語(Sturgeon)でチョウザメのことです。サメと名前にありますが、サメの仲間ではなく、世界三大珍味のひとつであるキャビア(卵)を生む魚です。
8月は、北アメリカの五大湖周辺で盛んに行われていたチョウザメ漁が最盛期を迎えるため、8月の満月は「スタージョンムーン」と名づけられました。スタージョンムーンを眺めながら、皆でチョウザメの豊漁を願ったのでしょうか。
【参考サイト】
The Old Farmer's Almanac
AstroArts
