8月3日放送『いじめのキョウカイ線』(C)NHK NHK Eテレで8月3日午後4時5分から、夏の特集番組『いじめのキョウカイ線』を放送する。
【番組カット】いじめ対応のまとめ役を任される教師役の田中直樹 この夏、学校や家庭で利用されるNHK for Schoolが届ける特集番組。「これって、いじめ?」 子どもたちが日常生活で直面する「いじりといじめ」の境目は、どこにあるのか。実話をベースにしたドラマで考える。
昨年、国が発表した全国の学校で把握されたいじめは76万9000件余り。知らぬ間に誰かを傷つけないために、何ができるのか。親子や友だち同士で話をするきっかけを届ける。
番組でいじめ対応のまとめ役を任される教師・境真一先生役を演じるのは、お笑い芸人・ココリコの田中直樹。「キョウカイ線がどこにあるかって、個人によって違うし、その日のテンションも関係すると思います。だから答えが出ないことかもしれないですけど、それを考えることが大事な気がしています」と語る。
■田中直樹コメント
――今回のテーマ「いじりといじめ」について
仕事柄、いじったり、いじられたりすることが多いのですが、「言っちゃいけないライン」「どこまで踏み込んでいいのか」など線引きを考えることが、今とても 求められていて、すごく身近なテーマだなと感じました。お笑いの世界でも、「いじる」ってすごく技術が必要だなって思います。自分はあまり、そこに手を出さないというかだせないというか。
「キョウカイ線がどこにあるか」って、個人によって違うし、その日のテンションも関係すると思います。 だから答えが出ないことかもしれないですけど、それを考えることが大事な気がしています。
――“キョウカイ線”を考えるときに大切なことは?
やっぱり話し合うことが相手を理解する一番の近道のような気がするんですよね。だから「こういうところが嫌なんだよ」「僕はこういうつもりじゃなかったんだよ」みたいなことをお互いに言えるような場が大切に なると思います。そうすれば、生活のしかたとかコミュニケーションの取り方は変わるのかなって思いますよね。
ただ子どもたちだけでこのような場をつくるのは難しいと思うので学校の先生や親、大人たちがつくってあげることが大切になると思いますよね。
――最後に視聴者へのメッセージ
ドラマでは、いじめ対応のまとめ役の先生をしています。「こんな場合はこうしましょう」という先生じゃなくて、「こういう場合はどうしたらいいんだろう」って、子どもたちと同じ目線で悩んでいけるような先生でありたいなと思っています。リアルな子どもたちの気持ちは分からないかもしれないですけど、自分が何か役に立てればと思って演じました。ぜひご覧いただけたらうれしいです。
■あらすじ
いじめ対応のまとめ役を任されている教師・境真一(ココリコ・田中直樹)は、「いじりといじめ」の キョウカイ線について悩んでいた。新チームとなった中学サッカー部。俊足を武器に活躍するタカトは、仲間たちから独特な走り方を 「タカト走り」として面白がられ、自らも笑っていた。しかし、その“いじり”は部内外へ広がり・・・やがて部活に来なくなってしまう。いじりは、いつ「いじめ」に。