2026年F1第11戦ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル) マックス・フェルスタッペンの将来が不透明な状況のなか、レッドブルが高額の契約延長をオファーしたという説が持ち上がっている。その契約が成立すれば、フェルスタッペンは2029年末までレッドブルに残留することになる。
ドイツ紙『BILD』によると、この新契約は2028年末までの現契約をさらに延長するだけでなく、新契約期間中に途中離脱を可能にするパフォーマンス条項も撤廃する内容だという。
■離脱条項の条件が整うなか、新契約について協議
フェルスタッペンは、ハンガリーGPで予想外の2位を獲得したものの、F1サマーブレイクを迎えた時点でドライバーズランキングでは6位にとどまり、ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリには110ポイントの差をつけられている。
現行契約には、サマーブレイク時点でランキング2位以内に入っていなければ自由にチームを離脱できる条項が含まれているともいわれている。『BILD』は、フェルスタッペンにはこの離脱条項を行使するかどうかを10月までに決断する猶予があると報じている。
新たなオファーには大幅な年俸アップが盛り込まれているとされ、フェルスタッペンのマネジメント側は数週間前から検討を進めているという。
現在のF1レギュレーションに不満を持つフェルスタッペンには、一時休養の可能性もあると考える者もいる。また、2027年にマクラーレンへ移籍するとの噂もささやかれた。
最近、フェルスタッペンのマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンは、現行のレッドブルとの契約を全うする意思があると強調した。しかし、レッドブルは、フェルスタッペン争奪戦が激化する前にそれを封じ込めようとする防御策を取ろうとしているのかもしれない。
■代表はハジャーの残留を示唆
レッドブルのもうひとつのシートについては、2027年もアイザック・ハジャーが残留する可能性が高いだろう。昨年F1にデビューしたハジャーは、レッドブルでのデビューシーズンの今年、多くの歴代チームメイトよりもフェルスタッペンに近いパフォーマンスを発揮し、好印象を残している。
チーム代表のローラン・メキースも、ハンガリーGPで継続体制を示唆するような発言を行った。
「久しぶりに非常に力のあるセカンドドライバーを得られたことは良いニュースだ」とメキースはオランダ紙『De Telegraaf』に語った。
「それは今シーズン開幕前に掲げていた目標の一つでもあった。アイザックは堅実なパフォーマンスを見せており、チームやマックスから多くを学んでいる」
メキースは、フェルスタッペンにとっても近いレベルで戦えるチームメイトがいることはプラスになると説明した。
「2台の競争力がより近づいていることは、マックスにとっても良いことだ」
来季のハジャー起用を明言することは避けたものの、メキースは、彼がチームの長期構想にしっかり組み込まれていることを明らかにした。
「将来についてはまだ話し合っていない。しかし、アイザックが素晴らしい仕事をしていることは誰の目にも明らかだ。我々は論理的な判断を下すことになるだろう」
[オートスポーツweb 2026年08月04日]