
お笑いコンビ、チョコレートプラネットの長田庄平(46)と松尾駿(43)が6日、東京・東京建物ぴあシアターで単独ツアー「Spacy」の初日を行った。北海道から沖縄まで11都市で19公演を行う全国ツアー。会場は、まだ工事中の新ビル内にあり、お笑いライブを行うのは初となった。
1本目は宇宙船のコックピット内をイメージしたセットのコント。専門用語のような、一般にはなじみのない言葉を発してまじめに演じる長田に対し、松尾は随所で「カレーバーモント」など、どこか聞き覚えのある言葉を織り交ぜてボケていき、会場の笑いを誘った。
2本目のコントは、ボケとツッコミが逆転。辛いもの専門料理店を舞台に、客の松尾に対し、店主の長田がボケていくが、松尾はリアクションでも笑いを誘った。さまざまな角度で笑いを取り、気付けば観客を“チョコプラワールド”へ。新作ばかり7本のコントを披露し、それぞれのコントの合間には、準備していたショートドラマの映像などを流し、終始観客を飽きさせなかった。
初日公演前のゲネプロ後、2人は報道陣の取材に応じた。長田は「細かい所作から感情表現まで、過去イチ稽古しました」と、多忙な合間を縫って準備してきただけに、仕上がりに納得顔だった。松尾は「逆に今まで全然、練習していなかったなだな、と」と、笑いを誘いつつ、今回のツアーの準備万端ぶりを強調した。
今回は「ヨーロッパ企画」の諏訪雅氏が演出を担当し、細かな指示、指導も受けてきたという。一方で、5本目に披露したコントについて長田は「あれに関しては(指導は)ほぼなかったです。あれは、ほぼアドリブです。あのプラネタリウムのネタに関して言えば、公演ごとに違うネタを見ることができるんじゃないかな」と、何度来場しても新たな発見があるコントも用意したと説明。松尾は「しっかり決まったネタと、全く決まってないネタがあります(笑い)。それを楽しみに見ていただけたら」と続け、観客の反応などに応じ、変幻自在に広がりを見せることを約束した。
|
|
|
|
関係者しか集まらないゲネプロでも随所で笑いを取っただけに、長田は「よかったと思います」と手応えを口にし、松尾は「誰も全く笑ってくれないんじゃないかと思っていました」と、胸をなで下ろした。
昨年10月に左足甲を剥離(はくり)骨折したものの「もう何ともない」と、その場で高速の足踏みを繰り返し、完治をアピールした長田は「ネタのクオリティーも上がってると思うんですよ。過去イチ練習期間も取りましたし。『そこだけか』と言われそうですけど…。(同期の)シソンヌを見習って、しっかりと稽古してきました」と、やや照れ笑いを浮かべて話したが、抑えきれない自信をにじませた。長田は続けて「雰囲気で面白く持っていく、芯からくる面白さ、じわじわくる面白さを研究するのが難しかった」とも語り、ちょっとした所作にも、笑いにつながる要素を盛り込んだという。松尾も「いかに嫌で変なやつをやるか、という役作りが、ちょっと大変でしたかね。僕はそういう人間ではないので(笑い)。これが本業なんだぞ、というのを見てもらいたい」と、全て異なるキャラクターも魅力とアピール。2人とも、7本のネタ全てを、隅々まで堪能してほしいと願っていた。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。