住宅ローン、8割超が「変動金利」を選択――金利上昇への不安も増加、みんなの借入額は?

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2026年08月18日 07:20  マイナビニュース

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オリコンは、oricon MEが実施した2026年『住宅ローン』満足度ランキングを8月3日に発表した。調査は2026年3月16日〜4月17日の期間、20〜69歳の3,472人を対象に行われた。


実際に住宅ローンを利用している3,472人に、『契約している住宅ローンの金利タイプ(複数回答)』について聴取したところ、「変動金利タイプ」が最も多く、81.9%という結果になった。前年調査(80.0%)と比べると1.9pt増加しており、変動金利を選ぶ傾向がさらに強まっている。



次いで、「当初固定金利タイプ」(7.6%)、「フラット35」(5.8%)、「全期間固定金利タイプ」(4.3%)が続いている。



住宅ローン利用者の8割以上が「変動金利タイプ」を契約しており、利用者からは「変動金利が上がった分をキャッシュバックしてくれるキャンペーンを実施してくれた」「変動金利の特別利率の借入ができて良かった」といった声がみられ、金利の低さや柔軟性を重視して変動型を選択している傾向がうかがえる。


また、「住宅ローンの不安点」について自由回答で聴取したコメントのキーワード上位10項目では、「金利」が33.6%で最多となり、前年と同率で引き続き最も多い結果に。



次いで、「不安」が22.8%で前年(21.0%)から1.8pt増加し、「金利上昇」は6.2%で前年(4.9%)から1.3pt増加するとともに、前年8位から7位へ順位を上げる結果となった。


「住宅ローンの当初の借入金額」については、「3,000万円以上〜4,000万円未満」が23.0%、「2,000万円以上〜3,000万円未満」が22.4%と続き、2,000万〜4,000万円未満の借入が全体の45.4%を占める結果となった。



また、「住宅購入時に用意した自己資金額」については、「100万円以上〜300万円未満」が16.6

%で最も多く、次いで「100万円未満」(15.3%)、「1,000万円以上〜2,000万円未満」(13.7%)、「500万円以上〜1,000万円未満」(13.5%)となった。一方で、「自己資金は用意していない」も12.7%となっている。



借入金額は2,000万〜4,000万円未満に集中する一方、自己資金額は300万円未満と比較的少額にとどまる層が多く、住宅購入時には住宅ローンを中心に資金計画を立てる利用者が多いことが明らかになった。


借入金額別にみた返済期間についてみると、借入金額が2,000万円を超える層では「31〜35年」が最も多い結果に。



借入金額別にみると、2,000万円未満では「15〜20年」が30.3%で最多となった一方、2,000万円以上の各層では、いずれも「31〜35年」が最多となり、2,000万円以上〜4,000万円未満では50.3%、4,000万円以上〜6,000万円未満では60.2%、6,000万円以上では51.2%と、いずれも半数を超えた。



また、2,000万円未満では「10年以下」(11.4%)、「11〜14年」(10.1%)など比較的短い返済期間を選択する割合が他の借入金額帯より高く、借入金額によって返済期間の傾向に違いがみられた。


住宅ローンの借入形態について住居別にみたところ、いずれも「単独名義で借り入れた」が最も多い結果となった。



「単独名義で借り入れた」の割合は、「中古の集合住宅(マンションなど)」が86.5%で最も高く、次いで「中古の戸建て」が82.4%、「新築の集合住宅(マンションなど)」が78.0%、「新築の建売住宅」が76.8%、「新築の注文住宅」が69.0%となった。



一方、「新築の注文住宅」では、「連帯債務者を設けて借り入れた」が13.5%、「新築の集合住宅(マンションなど)」は「ペアローンで借り入れた」が13.6%と、それぞれ他の住居より高い結果に。住居の種類によって、借入金額や世帯構成、資金計画などに応じた借入形態が選択される傾向がうかがえる。


加入した団体信用生命保険の保障内容のうち、死亡・高度障害に対する保障を除く項目についてみると、「がんに対する保障」が53.9%で最も多い結果となった。



次いで、「脳卒中・急性心筋梗塞に対する保障」が30.2%、「生活習慣病(高血圧、糖尿病、腎疾患、肝疾患、慢性膵炎など)に対する保障」が20.1%と続いた。



死亡・高度障害に備える基本保障に加え、特約では「がん」に備える保障を選択する人が半数を超えており、三大疾病や生活習慣病など、長期の就業不能につながるリスクへの備えを重視する傾向がうかがえる。


住宅ローンは長く付き合っていくものだからこそ、目先の金利だけで決めるのは避けたいところ。借入額や返済期間、万一に備える団信なども含め、自分に合った借り方を考えておきたい。(安藤美耶)

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