2026年F1第12戦オランダGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 2026年8月21日(金)、F1第12戦オランダGPのフリー走行1回目が行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(レーシングブルズ)は17番手だった。
2026年シーズンのF1は、サマーブレイクを挟んでいよいよ後半戦に突入する。後半戦最初のレースはオランダGPで、舞台はザントフォールト・サーキットだ。持ち込まれたタイヤは、ハードがC2、ミディアムがC3、ソフトがC4という3種類。今週末はスプリント・フォーマットでの開催のため、フリー走行はこの1回のみとなっている。なおオランダGPはこの2026年の開催をもって終了することが決まっており、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にとっては最後のホームレースとなる。
またドライバーにも変更があり、レッドブルのアイザック・ハジャーがトレーニングに怪我を負ったため、オランダGPを欠場することになった。そのためレーシングブルズのリアム・ローソンがレッドブルからハジャーの代役として参戦し、そのローソンのマシンをリザーブドライバーの角田裕毅がドライブする。角田のF1参戦は2025年の最終アブダビGP以来で、約8カ月ぶりだ。
金曜日のザントフォールトは朝から雨が降っていたが、FP1開始までに雨は上がり、気温18度、路面温度24度というコンディションで60分間のセッションがスタート。路面が濡れているため各車インターミディエイトタイヤでコースに向かった。待望のアップデート版パワーユニット(PU)を投入したアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールもコースに出ている。
インターで走り始めたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)やラッセル、アントネッリらは、1周だけ走ってピットに戻り、ミディアムタイヤに履き替えて再びコースに出て行った。一方レーシングブルズの角田、アービッド・リンドブラッドらはインターからハードに、ウイリアムズの2台はソフトに交換。序盤はピアストリが1分20秒台のタイムを記録したが、路面が乾いていくにつれてペースは上がっていき、開始から10分を過ぎるとアントネッリが1分15秒351というトップタイムを記録した。
角田も順調に走行を重ね、ハードタイヤで1分17秒299をマーク。リンドブラッドは1分15秒742だ。レッドブル勢はローソンが1分15秒631で、インターを履かずハードで他車よりも遅いタイミングで走行を始めたフェルスタッペンは1分15秒381で、ハード勢トップの5番手に浮上した。
上位ではメルセデスとフェラーリがトップタイムを更新し合っており、セッションの折り返しを前にトップタイムは1分14秒台まで縮まった。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が1分14秒259、アントネッリが1分14秒169、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分14秒506というトップ3の並びに。2番手のアントネッリは走行中にコース上で突如スピンを喫したが、大事には至らずそのままピットに戻っている。
中団勢ではガブリエル・ボルトレート(アウディ)が1分15秒097で最上位の7番手につけており、ボルトレートとリンドブラッドがトップ10に入ってセッションの折り返しを迎えた。ルクレールは15周走ったミディアムで1分14秒146とトップタイムを更新しており、まだまだタイムは上がっていく様子だ。
各車最初の走行を終えた後は、再び同じタイヤを装着してコースに出て行った。そして残り時間10分ほどになったところでソフトタイヤを投入。ハミルトンが1分13秒139、ルクレールが1分13秒347とフェラーリの2台がワン・ツーに並んだが、直後にうまく前走車のトウを利用したノリスが1分13秒105でトップタイムを更新。さらにアントネッリが1分12秒949までトップタイムを縮め、アントネッリ、ノリス、ラッセルというトップ3でセッションは終了した。
4番手以降にハミルトン、ルクレール、ピアストリと続き、7番手にはハードから新品ミディアムに履き替え1分13秒784をマークしたニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)が入った。8番手はハードのピエール・ガスリー(アルピーヌ)、9番手はミディアムのボルトレート、そして10番手が新品ミディアムのリンドブラッドというトップ10だった。角田もハードから新品ミディアムに履き替えており、ソフトを温存して、1分15秒110というタイムで17番手でセッションを終えた。
この後は日本時間8月21日(金)の23時30分より、明日のスプリントのスターティンググリッドを決めるためのスプリント予選が行われる。
[オートスポーツweb 2026年08月21日]