
サプライズに3万5000人が歓喜の悲鳴を上げた。福山雅治(57)が23日、京セラドーム大阪で「WE’RE BROS. TOUR 2026 DOME LIVE 龍、涼風至」最終公演を開催。本編終盤、90年代の代表曲「HELLO」を1コーラス歌い終えた福山は高らかに叫んだ。
「最終日ですから、スーパースペシャルなゲストをお呼びいたしましょう!稲葉浩志さ〜ん!!」。
ステージ奥からB’zのボーカル稲葉浩志(61)が現れ、銀テープが飛んだ。福山のギターに合わせて稲葉が「HELLO」2番を歌う。割れんばかりの歓声と拍手の中、肩を組んで花道をセンターステージへ。稲葉から「千秋楽おめでとうございます」と祝福された福山は「皆さん、現実のことと思ってない」と夢見心地な客席を指して笑った。
続けて「宇宙初。ライブで稲葉さんとあの曲やっちゃっていいですか!」。「映画ラストマン−FIRST LOVE−」主題歌として福山が作曲、稲葉が作詞を手がけた「木星」を、ファンの前で初披露した。昨年末、NHK紅白歌合戦でパフォーマンスした際は事前収録だった。
ラブソングの美しいハーモニーが響いた。5メートルせり上がったステージに紙吹雪が舞う。終わると熱い抱擁をかわした。「なんて幸せなんだ。最高に楽しかった」と言って去る稲葉の背に、福山は「行かないで〜」とおちゃめに呼びかけた。
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豪華共演は福山のオファーで実現した。「こうやって声援をいただくとまるでおれがやってやったみたいなんですけど、稲葉さんのお気持ちのおかげなんです」とファイナルを彩ったロックスターの厚意に感謝。ダブルアンコールの「MELODY」弾き語りまで22曲を魂で歌い上げ、アリーナツアーから数えて15会場32公演、のべ39万人を動員した旅路を締めくくった。【鎌田良美】
○…福山は「令和8年熊本地震」への支援に触れた。5日の東京ドーム公演から新たにステッカー、缶バッジ、キーホルダーを販売。利益は全額、被災地支援に役立てられる。「7月28日、熊本を震源とする大きな地震がありました。昨日は関東でもありました。エンターテインメントに関わる者として、誰かの力になりたいという皆さまの気持ちも受け止めまして、支援プロダクトという形で作らせていただきました。被災地の皆さんの力になれば幸いです」と話した。
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