ランボルギーニ・テメラリオGT3は「過小評価されがち」とカルダレッリ。デビュー年に想定外のタイトル争いへ

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2026年08月24日 12:30  AUTOSPORT web

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IMSA第9戦の予選でポールポジションを獲得したパフ・モータースポーツのアンドレア・カルダレッリ
 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の第8・9戦を連勝した新型ランボルギーニ・テメラリオGT3。ドライバーのアンドレア・カルダレッリは、シーズン当初はチャンピオンシップ争いなど考えていなかったと認めつつも、パフ・モータースポーツには、このパッケージから最大限の性能を引き出そうとする「精神」が常にあったと語った。

 カルダレッリとチームメイトのサンディ・ミッチェルは、8月23日にバージニア・インターナショナル・レースウェイで開催された『ミシュランGTチャレンジ』で、前戦ロード・アメリカからのクラス2連勝を飾り、GTDプロクラスのタイトル争いに急浮上した。

 このレースでは、クラスランキング首位のコナー・デ・フィリッピとニール・バーヘイゲンが5位に終わる中、このランボルギーニのファクトリードライバー・ペアは大量のポイントを獲得し、ドライバーズランキングで7位から3位へと順位を上げている。

 残り2戦を前に首位との差はわずか56ポイント。カルダレッリは、3月の第2戦セブリング12時間でこのマシンの世界デビューを果たしたした当初、このような状況はまったく想定していなかったと認めた。

「もちろん、セブリングでの開幕当初はチャンピオンシップのことなど考えてもいなかった。だけど、僕らの仕事はコースに出て、すべてのレースで勝利を目指すことだと常に言い続けてきたんだ」と彼は語った。

「ここ数カ月、まさにそれを実践してきたと思うし、一戦一戦に集中して取り組んできた。新型マシンだということも理解しているからね」

「チャンピオンシップ争いに加われているのは嬉しいことだが、同時に、僕らの主な焦点は依然としてマシンについてさらに理解を深めること、そして路面状況などが異なるさまざまな特性のサーキットに対応していくことにある」

「(次の)インディアナポリス戦にも、同じ精神で臨むつもりだ」

 過去にチャンピオン獲得の経験を持つこのカナダのチームは、来シーズンのウェザーテック選手権には参戦しないことを発表しているが、もしこのまま好調を維持できれば、有終の美を飾る絶好のチャンスが巡ってくるかもしれない。

「パフは、勝利を目指して戦うチームなんだ」とカルダレッリ。

「新型マシンで乗り越えるべきハードルが高かったことは言うまでもないけど、チームの士気は常に高く、どの週末も非常に前向きな姿勢で臨んできたと言える」

「(マシンがデビューした当初から)チャンピオンシップを狙っていたわけではないけれど、IMSAでは毎戦しっかりと仕事をこなせば、何が起こるかわからないと信じ、前向きな姿勢を崩さなかった」

「僕は常々言ってきたけど、完全な新型マシンでありながら信頼性の問題を一切抱えていないという点は、過小評価されがちだ」

「これはとても大きなことだよ。言うまでもなく、信頼性がなければチャンピオンシップを勝ち取ることはできないからね」


■コース特性とマシンの強みがマッチ

 前戦のロード・アメリカで世界的なレースにおける初勝利を挙げた勢いは今週末にも引き継がれ、予選ではカルダレッリがテメラリオGT3にとって史上初となるポールポジションを獲得した。

「このコースは僕らのマシンの強みと合っているようだ」とミッチェルは語っている。

「ラグナ・セカにも少し似ているよね。あそこでもレースではかなり競争力があったが、いくつかのトラブルに見舞われてしまった」

「コースの特性とマシンの強みがうまく噛み合ったのだと思う。週末の走り出しから、すでにマシンは良い状態だった。ここ数戦で多くのことを学んできたからね」

「ロード・アメリカで素晴らしいレースができたのは確かだし、その勢いをここでのフリー走行にも持ち込めたと思う。最初から好ペースで走れたのは本当に良かった」

「おかげで、ピットストップやイン・ラップ/アウト・ラップといった重要な要素に集中することができた。単に速さを追求するだけでなく、どうすればレースに勝てるかという点に注力できたんだ。シーズン序盤の練習走行では、新型マシンの理解や開発に追われ、それが主な課題となっていたからね」

「今回はよりバランスの取れた週末になり、しっかりと準備を進めることができたと感じているよ」

[オートスポーツweb 2026年08月24日]

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