自民、統一選への影響懸念=福岡県議会疑惑、静観崩さず

0

2026年08月24日 19:31  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

首相官邸に入る高市早苗首相(左)=24日午前、東京・永田町
 福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、蔵内勇夫議長(自民党)が議員辞職を表明し、党本部側では24日、「幕引きになってほしい」(ベテラン)と収束を期待する声が上がった。ただ、結果として「政治とカネ」の問題に再び注目が集まり、来春の統一地方選への影響を懸念する声は尽きない。

 7月に疑惑が表面化して以降、党本部は福岡県連の動きを静観してきた。鈴木俊一幹事長は今月4日の記者会見で「県連には大きな強い自治がある」と強調。直接対処に乗り出した場合、党全体の問題と受け取られかねず、影響が直撃することへの不安もあった。

 高市早苗首相(党総裁)も、表立っては「県連で事実を確認することが重要だ」と述べただけだ。

 一方で、党執行部は疑惑によるイメージダウンが全国へ波及しないよう神経をとがらせる。自民は派閥裏金事件の影響を受け、2024年の衆院選と25年の参院選で大敗した。党関係者は、統一選がその再現となることを危惧。「苦しい選挙になる」と漏らした。 

記者団の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)=24日午後、大阪府庁
記者団の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)=24日午後、大阪府庁
    ニュース設定