
21日に大手配信プラットフォームNetflix(ネットフリックス)で現在配信中の恋愛リアリティーショー「ラヴ上等シーズン2」とタイアップしていた法務省がコラボを取りやめたのに続き、今度は厚生労働省が24日、川口春奈(31)の主演映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」(山戸結希監督、10月2日公開)とタイアップした企画を中止すると発表した。省庁とコラボした企画を取りやめとする事案が続いている。
この日、厚労省は公式サイトに文書を発表し「この度、厚生労働省がAYA世代のがん患者やご家族の皆様にご利用いただける制度への理解促進を目的として実施しておりました、映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』とのタイアップにつきまして、中止することといたしました」と。発表。その上で「本タイアップによる情報発信によって、がんと向き合っておられる患者さんやご家族等の皆様に対し、不快な思いをおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
今回の企画は、厚労省が今年2月に作成したAYA世代(15〜39歳)のがん患者に知ってほしい支援制度やサービスについてまとめたパンフレット「15歳〜30歳代でがんと診断されたあなたへ がんの治療と暮らしを支える制度ガイド」の周知を目的として実施。21歳でステージ4の大腸がんを宣告され、抗がん剤治療を中断して子供を産み、24歳で亡くなった遠藤和さんの手記が原作となった映画とタイアップしたポスターを制作した。公式サイトでは「今回の取り組みを通して、AYA世代のがん患者さんが本リーフレットをご覧になることで、ご自身が利用できる制度や支援を知るきっかけとなることを期待しています」とした。一方で「今回の普及啓発ポスターは、各都道府県、都道府県がん診療連携拠点病院を中心としたがん分野の関係団体等に掲出する予定です」と、19日にXで病院に掲出する方向であると投稿したことに対し、疑問や反発の声が相次いだ。
「ラヴ上等」は日本の「ヤンキー」と「恋愛リアリティーショー」を組み合わせた異色の企画。昨年12月に配信され一気に人気に火がついた。8月4日に「シーズン2」の配信がスタート。ただ、元不良などの一部出演者が、人に火を付けたことがある、などと過去の凄惨な悪行を話した内容などが、ネット上で強い反発を呼び、批判の声が相次いでいた。
法務省は8月5日、「更生上等!」などと大きく書かれた「ラヴ上等」シーズン2と更生保護とのタイアップポスターを作製したと発表したことでも、同省の判断への批判の声が高まり、法務省保護局のXにも批判コメントが殺到していた。
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さらに「ラヴ上等」シーズン2をプロデュースする女優MEGUMIが13日、自身のインスタグラムを更新し、出演者に対する誹謗(ひぼう)中傷コメントなどをやめるよう呼びかける事態にまで発展していた。
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