2026年8月にフォード・レーシングが公開した新型LMDh車両の走行画像 フォード・レーシングに新たに加入したマット・キャンベルは、今月初めにポール・リカール・サーキットで行われたフォードの新型LMDh車両初テストについて、「非常に良いスタートを切れた」と語った。同テストでは、1000km以上を走破している。
キャンベルは3日間のテストでマイク・ロッケンフェラー、ローガン・サージェント、トム・ブロンクビストと交代でステアリングを握り、5.4リッター・コヨーテV8エンジンを搭載する名称未定のこのLMDhマシンで、もっとも長い走行距離を記録した。
来年のFIA世界耐久選手権ハイパーカークラスデビューに向けて準備を進めている他のふたりのドライバー、セブ・プリオールとニック・イェロリーも、ポール・リカール・サーキットに帯同していた。
キャンベルはテストは「順調に進んだ」としながらも、フォードにはまだ「長い道のりが待っている」と認めた。
「ネット上でファンがエンジンのサウンドの素晴らしさを絶賛しているのを見たが、コックピットの中では別次元だ。まさに耳をつんざくようなサウンドだ!」と付け加えた。
「このマシンでこれから何が待っているのか、本当にワクワクしている」
「新しいプログラムの初期段階ではよくあることだが、いくつかの小さな初期トラブルを除けば、すべて順調に進んでいる」
「これから本格的に始動する。3日間のシミュレーター作業のためにアメリカに戻り、その後ヨーロッパに戻って次のテストに臨むのだ」
サージェントはさらにこう付け加えた。
「テストをこの状態からスタートできたのは、チームの功績が大きい。このプロジェクトにはすでに膨大な時間が費やされており、シミュレーターでの作業時間も相当なものだったため、大きなアドバンテージを得ることができた」
「これからは、すべてが完璧に機能するように調整していくことが重要だ。それが次のステップだ。最高の形でスタートを切れたと自信を持って言える」
フォードは、次回のトラックテストを9月初旬にポルトガルのポルティマオで開催し、その後イギリスのシルバーストン、イタリアのモンツァとイモラ、スペインのモーターランド・アラゴン、そしてアメリカに渡ってサーキット・オブ・ジ・アメリカズとセブリング・インターナショナル・レースウェイでテストを行う予定であることを明らかにした。
「ポール・リカールに入り、シェイクダウンと3日間のフル走行テストを無事に終えることができたのは、まさに我々が目標としていたマイルストーンだ」と、フォード・レーシングWECハイパーカー・プログラム・マネージャーのダン・セイヤーズは語った。
「(ミシガン州)ディアボーンでのダイナモテスト、フランスでのエンジン始動テスト、シミュレーターでの膨大な時間など、準備段階で行ったすべてのことは、サーキットに出た時にすぐに走行できる状態を確保するためのものだった」
「2027年第1四半期までにはまだ多くのマイルストーンが控えているが、この数週間でチームは大きな自信と、今後の発展のための強固な基盤を得ることができた」
[オートスポーツweb 2026年08月27日]