ランキング2位のベッツェッキが首位発進。昨年覇者のM.マルケスもレコード破る/第13戦アラゴンGP

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2026年08月28日 23:50  AUTOSPORT web

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マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)/2026MotoGP第13戦アラゴンGP
 8月28日、2026年MotoGP第13戦アラゴンGPの初日セッションが行われ、MotoGPクラスのプラクティスではマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)がトップタイムを記録した。

 シーズン後半戦の2戦目はモーターランド・アラゴンで幕を開けた。左腕の回復に専念するために前戦イギリスGPを欠場したマーベリック・ビニャーレスは今大会も欠場となり、引き続きポル・エスパルガロ(レッドブルKTMテック3)が代役として参戦。日本でのトレーニング中に左手を負傷した小椋藍も第13戦を欠場することとなり、アプリリア・レーシングのテストライダーであるロレンツォ・サバドーリ(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)が代役を務めている。なお、小椋はすでにスペインのバルセロナで手術を受けたもののリハビリの計画は策定されておらず、次戦サンマリノGPへの出場は未定となっている。また、第6戦の決勝で大クラッシュに見舞われたヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)、第10戦の初日に胸椎を骨折したフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)は今大会から世界選手権に復帰している。

 MotoGPクラスのフリー走行1回目は気温21度、路面温度33度、やや風の強い晴れのドライコンディションで45分間の走行がスタートする。今大会のタイヤコンパウンドは前後ともにソフトとミディアムの2種類となっており、全車がリヤにミディアムを選択。フロントはチョイスが分かれたが、18台がソフトを装着した。

 多くのライダーが開始ともにコース入りし、まずはランキング2位のベッツェッキがトップタイムを記録する。ターン3ではファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がスリップダウンを喫したもののセッションは順調に進み、トップのライダーは次々と入れ替わっていった。開始15分時点の首位は1分47秒763を記録したマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)となり、アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が続くトップ3オーダーとなった。

 その後、セッション序盤の大半をガレージで過ごしていたディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)が6番手、同じくホンダ陣営のジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が7番手となるも、上位勢の順位はほとんど変わらず。ベッツェッキが3番手に浮上し、全セクターでベストを刻んだマルク・マルケスが自身のトップタイムを0.231秒更新して終盤に突入した。

 残り5分半を迎えると、4番手につけていたアコスタがターン12で転倒を喫してしまう。依然として順位変動のない状態が続いていたが、最後のアタックシミュレーションではラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)が2番手に浮上する。しかしトップタイムの更新にはいたらず、1分47秒532をマークしたマルク・マルケスが首位でセッションを終えた。フェルナンデスはトップから0.035秒差の2番手、ベッツェッキは0.221秒差の3番手に続き、ランキング首位のホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)は18番手で午前の走行を終了。復帰戦を迎えたアルデゲルは9番手、ザルコは11番手となった。

 午後の空模様も晴れとなり、予選Q2へ進出する10名のライダーを決めるプラクティスは気温26度、路面温度49度で開始。全車がフロントにミディアムを装着し、リヤの選択はソフトがやや優勢となった。

 最初の計測ではマルティンが首位に立つも、午前最速のマルク・マルケスがトップタイムを更新。早くも1分46秒台前半にタイムを入れ、首位の座に就いた。開始7分半を過ぎると前後ミディアムのアレックス・マルケスが一時4番手につけ、同様のタイヤ選択を採ったベッツェッキが3番手に浮上。開始20分経過時点のトップ5オーダーは、マルク・マルケス、アコスタ、ベッツェッキ、マルティン、アレックス・マルケスとなった。

 中盤を迎えるとソフトに履き替えを行ったベッツェッキが2番手、ディ・ジャンアントニオが3番手につける。一方でマルク・マルケスは前後ともにミディアムを装着して周回を重ね、序盤に記録した1分46秒320からタイムを更新することなく再びガレージに戻った。

 セッション終盤は11番手のアルデゲルがいち早くタイムアタックを開始し、セクター1で好タイムを記録する。続くターン8ではコースオフを喫したものの、翌周の計測では1分45秒909を叩き出して首位に躍り出た。このタイミングで走行を再開したライダー達がアタックを開始するが、ターン2でジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が転倒。数名のラップタイムが抹消されることに。残り10分を切るとベッツェッキが首位に浮上したが、再度リヤにソフトを履いたマルク・マルケスが2025年に自身が記録したオールタイムラップレコードを破る1分45秒493をマークする。ベッツェッキのタイムを0.342秒更新してトップに返り咲き、2番手には弟のアレックス・マルケスが割って入った。

 全車がミディアム/ソフトで挑んだ最終盤のアタック合戦では、ベッツェッキが1分45秒455をマークして首位の座を奪還。さらにアレックス・マルケスも兄のタイムを0.028秒上回り、セッションは終了を迎えた。トップはベッツェッキ、2番手はアレックス・マルケスとなり、昨年のアラゴンGPを完全制覇したマルク・マルケスは3番手でプラクティスを終えた。4番手以降はディ・ジャンアントニオ、アルデゲル、フェルナンデス、マルティン、アコスタ、フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、ザルコが続き、復帰した2名のライダーが揃って予選Q2ダイレクト進出を決めている。

[オートスポーツweb 2026年08月28日]

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