マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2026MotoGP第13戦アラゴンGP 8月29日、2026年MotoGP第13戦アラゴンGPの2日目セッションがモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスのスプリントではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季5勝目を飾った。
今大会ではマーベリック・ビニャーレスと小椋藍が欠場となり、ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMテック3)とロレンツォ・サバドーリ(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)が代役として参戦。欠場が続いていたヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)とフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)は復帰を果たし、スプリントは22名のライダーによって争われることとなった。
午前に行われた公式予選では、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)が今季3度目のポールポジションを獲得。2番手はマルク・マルケス、3番手はアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)となり、前戦イギリスGPの決勝を制したラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)が4番手、ランキング首位のホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が5番手に続いた。
10周のスプリントは気温29度、路面温度52度、快晴のドライコンディションでウォームアップラップが開始された。タイヤは全車がフロントにミディアムを装着。リヤはソフトが10台、ミディアムが12台と選択が分かれ、上位10台においてはベッツェッキ、マルティン、9番手のザルコ、10番手のディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)がソフトをチョイスした。
スタートではポールのベッツェッキが順調な蹴り出しを見せたものの、続くターン1ではマルク・マルケスがイン側からトップを奪取する。ベッツェッキはアレックス・マルケスにも先行を許し、一気に3番手までポジションを落とした。ターン3では15番グリッドのジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)がオーバーランを喫して大きく後退してしまう。僚友のルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)もターン7で転倒を喫して戦線を離脱することとなり、マルク・マルケス、アレックス・マルケス、ベッツェッキ、というトップ3オーダーでオープニングラップは終了。アコスタ、マルティン、ラウル・フェルナンデスらは4番手争いを展開しながら2周目を迎えた。
トップ3がこう着状態となるなか、8番手を走行していたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)がターン16で転倒。翌3周目は4番手争いにも動きがあり、アコスタをパスしたマルティンが4番手にポジションを上げた。しかし2台の接近戦はその後も続き、アコスタが5周目に4番手を奪還した。そんななか、16番手を走行していたファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)にマシントラブルが発生。マシンから白煙が上がる場面もあり、リタイアを余儀なくされた。
一方でトップ3は依然として順位変動がなく、3台が数珠つなぎの状態でファイルラップに突入する。ファステストラップを記録したマルク・マルケスは首位の座を維持したままフィニッシュラインを通過し、3年連続でアラゴンGPのスプリントを制するとともに今季5度目の勝利を挙げた。2位はアレックス・マルケスとなり、マルケス兄弟は今年もワン・ツーフィニッシュを達成。ベッツェッキは3位となり、前戦に続いて表彰台登壇を果たした。4位以降はアコスタ、マルティン、アルデゲル、モレイラ、フェルナンデス、ザルコが続き、チャンピオンシップポイントを獲得している。
[オートスポーツweb 2026年08月29日]