アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)/2026MotoGP第13戦アラゴンGP 8月30日、2026年MotoGP第13戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝レースが行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは18位、アレックス・リンスは13位でレースを終えた。
モーターランド・アラゴンで開催されている2026年シーズン後半2戦目。今大会は週末を通して天候に恵まれ、朝のウォームアップ走行は快晴の空の下でスタート。決勝前最後のセッションではクアルタラロが5番手、リンスが10番手となった。午後の決勝は気温31度、路面温度51度で開始され、全車が前後ミディアムタイヤを装着して23周のレースに臨んだ。
17番グリッドについたクアルタラロは順調な走り出しを見せたが、バトルの最中にコースオフを喫して最後尾まで後退する。しかし3周目にロレンツォ・サバドーリ(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)、5周目にポル・エスパルガロ(レッドブルKTMテック3)をパスし、20番手までポジションを戻した。6周目を迎えると先行する3台が戦線を離脱し、第6戦決勝にて接触要因となったヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)がロングラップペナルティを消化する。この動きにより、クアルタラロは16番手まで順位を上げることとなった。
その後はトプラク・ラズガットリオグル(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)を追って周回を重ねていたが、15周目にコースオフを喫し、再度最後尾まで後退することに。しかしクアルタラロはプッシュを続け、およそ10秒まで開いた先行車両とのギャップを着々と縮めていった。21周目にはラズガットリオグルが転倒を喫し、クアルタラロは18番手に浮上。一時は先行するサバドーリの約0.7秒後方まで迫るもオーバーテイクは叶わず、18位でレースをフィニッシュした。
一方、19番グリッドからスタートを切ったリンスは最初の2周でふたつポジションを上げ、ここからルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)とバトルを展開。先行車両の離脱もあり、13周目にオーバーテイクを成功させたリンスは12番手に浮上した。しかしその後はブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)にかわされ、再度13番手に後退する。終盤はジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)を猛追するも最後まで順位変動は起こらず、リンスは13位でレースを終了。母国のファンの前で今季8度目の入賞を果たした。
アレックス・リンス(決勝:13位)
「今日はかなり気温が高かった。今日の目標に関しては、19番グリッドからのスタートだったことを考慮すると、予想よりも良い順位でフィニッシュできた。ペースは悪くなく、前を走るジョアン(ミル)よりも速いペースで走れていると感じていたが、彼を抜くことはできなかった。ビンダーに抜かれた後はすぐに抜き返すことを試みたけれど、最終は距離が開いて追い抜くことは叶わなかった。それでも、今日のこのコースではマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思う」
ファビオ・クアルタラロ(決勝:18位)
「スタートは良くなかったが、それほど悪くもなかった。一度マリーニを追い抜いたが、1周目に抜き返された。(その後は)ビンダーか(エネア)バスティアニーニのどちらかに追い抜かれ、バックストレートで相手のスリップストリームに入った。彼は予想より早いタイミングでブレーキをかけたから、リヤがロックし、僕は大きくコースを外れてしまった。その後はトプラク(ラズガットリオグル)の後ろを走っていたが、ターン7でフロントがロックし、数秒を失った挙句グラベルに突っ込んでしまった。その周のラップタイムは普段より15秒ほど遅かったと思う。何が起きたのか、原因を探ろうと思う」
[オートスポーツweb 2026年08月31日]