「等身大の肌ケア」実態調査。美容医療の“高額・敷居が高い”イメージに変化?

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2026年08月31日 22:11  マイナビウーマン

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「等身大の肌ケア」実態調査。美容医療の“高額・敷居が高い”イメージに変化?

オンライン診療を活用したパーソナルな美肌相談サービス「東京美肌堂」はこのほど、サービス利用者440名を対象に「美容と生活に関する意識調査」を実施しました。

今回の調査に回答した東京美肌堂の利用者のうち67.3%は、利用を始める前に店舗型の美容皮膚科に通った経験がありませんでした。

医師に肌悩みを相談できる場が、店舗型の美容皮膚科に加えてオンラインにも広がることで、これまで相談する機会の少なかった人も、美容医療の入口にアクセスしやすくなりつつあります。

さらにその入口は、肌だけでなく、生活習慣や健康への意識の広がりにもつながっている様子がうかがえました。

■調査背景

日常的な肌の悩み(肌荒れやシミ・ニキビなど)に対しては、「病院に行くのは大げさ」「わざわざ通院するほどでは……」と受診をためらう心理的なハードルが根強く存在します。

同社が実施した過去の調査でも、美容医療を利用しない理由として「肌荒れ程度で病院に行くのは大げさだと感じる」が50.6%と半数を占めました。

一方で近年、スマートフォンで医師の診察を受けられる「オンライン診療」が急速に普及しています。厚生労働省の統計によると、2024年7月の実施回数は約14万5,000回(前年比約倍増)にのぼり、20〜30代を中心に広がっています(※1)。

「受診するほどではない」と諦めがちだった肌の悩みに対しても、オンラインという選択肢が加わったことで、医師に相談するための新たな入口が広がりつつあります。

同社は今回、この変化の実態を明らかにするため、サービス利用者440名を対象に意識調査を実施。

その結果、肌ケアの入口が多様になっている様子とともに、内服をきっかけに関心が健康全般へと広がる傾向が見えてきました。

■アクセス ― 医師に相談できる場が、広がる

利用者の67.3%が、東京美肌堂の利用前に店舗型の美容皮膚科に通った経験なし。店舗型の美容皮膚科に加え、オンラインという新しい入口が広がる

まず、東京美肌堂の利用を始める前に、店舗型(対面)の美容皮膚科に通ったことがあるかを聞きました。

すると、利用者の67.3%が「通ったことがない」と回答。医師に肌を相談できる場が、店舗型の美容皮膚科に加えてオンラインにも広がることで、立地や時間の制約だけでなく、「わざわざ足を運ぶほどではないかも」「少し勇気がいる」といった気持ちから距離を感じていた人にも、入口が届きつつあると考えられます。

■美容医療の始め方 ― 施術に加えて、内側(内服)からも

施術と内服の両方を経験した人のうち、内服から始めた人は25.7%。「まず施術から」だけではない、入口の多様化

肌ケアというと毎日のスキンケアがまず思い浮かび、さらに美容医療と聞くと「施術」のイメージが強いのではないでしょうか。

そこで、内服と施術の両方を経験した人に、どちらを先に始めたかを聞いたところ、4人に1人(25.7%)が「美容内服が先」と回答しました。

同調査は、実際に東京美肌堂で診察を受けた利用者が対象であり、全員が内服を経験しています。そのうえで施術も経験した人に絞っても、内服から入った人が一定数いることは、「まず施術から」だけではない、多様な始め方があることを示しています。

■お金 ―「高額」という印象との違い

肌ケアにかける費用は、どの所得層でも中心は月5,000〜20,000円台。利用者の約8割(79.8%)が月2万円未満で、「高額」という印象とは異なる実態

肌について、医師に相談することには「まとまった費用がかかる」という印象を持つ人も多いかもしれません。

そこで、利用者の世帯年収を聞いてみました。すると、特定の層に偏らず、200万円未満から1,500万円以上まで幅広く分布していました。

あわせて、美容や健康維持のために1ヶ月に使える費用について聞きました。全体の約8割(79.8%)が月2万円未満にとどまりました。

所得別でも見てみました。世帯年収と美容支出をかけ合わせると、年収が上がるほど高めの支出をする人の割合はゆるやかに増える傾向がありました。

ただし、どの年収帯でも「月5,000円〜20,000円未満」が最も多く、高年収層でも支出が大きく跳ね上がるわけではありません。美容にかけるお金は、年収の高さだけで決まるものではないことがうかがえます。

■広がり ― 肌が、健康への“入口”に

内服をきっかけに、73.6%が生活習慣を見直し、87.3%が「健康的な習慣を5年後・10年後も続けたい」と回答

内服をきっかけに、利用者の意識は「肌」だけにとどまっていませんでした。

内服をきっかけに生活習慣の変化はあったかどうか聞いてみたところ、73.6%の人が変化があったと回答しました。

変化があったと回答した人のランキングは以下です。

もっとも多かったのは紫外線対策で、約半数の人が回答しました。

気象庁によると、東京の年平均気温は過去100年で約2.6℃上昇しています(※2)。紫外線対策への関心も性別や年代を問わず高まり、近年は「日傘男子」という言葉も広がっています。

さらに、2050年には最高気温が43度に達する日も想定されるという予測もあり(※3)、暑さや紫外線への対策は、今後ますます身近になっていく可能性があります。

また、東京美肌堂を利用し始めてから、自身の意識や行動の変化について最も当てはまるものを選んでもらったところ

「自分の身体をいたわる気持ちが増した(70.7%)」 「体型や体調全体のマネジメントへの関心が高まった(73.7%)」

など、関心は肌の外へと広がっています。

なかでも87.3%が「健康的な習慣を、5年後・10年後も続けていきたい」と回答した点は、この変化が一時的でないことを示しています。

肌という入口が、一時的なケアで終わらず、長く続く健康意識へと広がっている様子がうかがえます。

◇調査結果を受けて

一般社団法人 日本健康医療学会 常任理事 青木晃医師のコメント 今回の調査で印象的なのは、肌のケアに取り組む方の意識が、「肌」だけでなく、食事や睡眠、運動といった生活習慣全体にも向いている点です。肌は、からだの内側の状態を映す鏡でもあります。肌の悩みと向き合うことが、ご自身のからだ全体を見つめ直すきっかけになるのは、健康という観点からも望ましいことだと考えています。大切なのは、一時的なケアで終わらせず、日々の習慣として無理なく続けていくこと。今回「5年後・10年後も続けたい」と答えた方が多かったことは、健康寿命という長い目で見ても、とても意義のある変化だと感じます。なお、肌の症状に気になる点がある場合は、自己判断でなく、医師に相談しながら進めていくことが大切です。

■調査概要

調査名:美容と生活に関する意識調査 調査対象:「東京美肌堂」の利用者 有効回答数:440名 調査期間:2026年6月26日〜7月3日 調査方法:インターネット調査(自社アンケート) 調査主体:LATRICO(東京美肌堂調べ) ※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。 ※「世帯年収」は世帯全体の年収であり、回答者本人の可処分所得を示すものではありません。一部項目は「わからない」の回答を除いて集計しています。

※1 厚生労働省「社会医療診療行為別統計」(2024年7月分)。日本経済新聞2025年7月15日報道による ※2 気象庁「関東甲信・北陸・東海地方の気候の変化」(東京・北の丸公園の年平均気温の上昇傾向) ※3 「2050年の天気予報(Ver.2)」(「2050年の天気予報」製作委員会〈JCLPほか〉制作、2026年)による想定

(エボル)

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