
【写真】ソロも多数! 土屋太鳳&佐久間大介、美麗撮り下ろしフォト(8枚)
■前作超えの衝撃作 輪花と吐夢の“恋人関係”にも注目
――前作と比べて、パワーアップしていると感じたポイントを教えてください。
土屋:出演者の人数が非常に多くなりました。クァク・ドンヨンさんという素晴らしい俳優さんも海を越えて参加してくださっています。人数は増えましたが、お芝居の部分では分散せず、ちゃんと凝縮された映画になったと思います。あと今回、南の島へマッチングツアーに行きます。最初「なんで?」と思いましたが(笑)、(前作での親友)尚美(片山萌美)の妹の愛羅ちゃん(豊嶋花)を守るために参加するというのは、輪花らしいなと思います。
佐久間:前作のマッチングアプリの話から、まさかマッチングツアーで恋愛リアリティショーが始まるという。僕たち出演者自身も、たぶんお客さんも全く想像できなかった世界が広がっていると思うんですけど、「それがこんなことになるんだ!」という衝撃がありました。今までもたくさんの衝撃があった中で、今回はまた怒涛の、前作を超えるぐらいの衝撃が何度も来るというのが魅力かなと思います。
今回はロケーションがとても多くて、久米島で撮ったのですが、その空間の綺麗さが、ちょっと神秘的にも見えたりして。クライマックスの礼拝堂も、怖さがありながらも神格化されていて、輝いて見えました。その場所と、『マッチング』という作品の合い具合がすごいと思いますね。
――輪花と吐夢、今回の二人の関係性はどんなところが見どころですか?
佐久間:今回は二人が付き合っている状態から始まっているので、輪花が吐夢に頼るところもあったりします。寄りかかるシーンとか、そういう場面も見どころで、関係値や距離感の変化、信頼度が高まったんじゃないかなと思います。
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――互いに対する気持ちはどう捉えていましたか?
土屋:輪花に関しては、吐夢をもう一人の自分だと捉えているのかなと思います。お互い傷ついていて、人を信用できない。互いに同じ何か感じていて、だからといってすぐに信用してくっつくわけでもなく、でも一緒に隣にいて安心する、呼吸ができるというのが吐夢との関係なのかなと。
佐久間:もともと吐夢は前作からずっと輪花のことが好きで、きつく詰められても「かわいいな」と思っている、という感覚でした。だけど今回は周りに危ない人が多いから、「かわいいな」と思いつつ、輪花に近づこうとしている奴には「何だお前」と、すぐにでも行動に移せるような感じです。付き合って距離が近づいたり、お互いが信頼してくれたという喜びもあったりするので、感情の中で常に輪花を守る行動をしているというのが、随所に感じられるんじゃないかなと思います。吐夢は好きなものに全力というのがいいと思います。かわいいですよ、たまに「輪花さんと一緒にいたかったのにな」みたいな顔をしている時があります(笑)。
土屋:吐夢はヒーロー感があるんですよ。それって佐久間さんが演じているからこその吐夢かなと思います。佐久間さんの、人に対する姿勢が反映されている感じがしました。
■「大好きだよ」は言葉で伝える 二人が語る愛情表現
――今作も「真実の愛」がテーマになっています。お二人は普段、大切な人にどう愛を伝えていますか?
土屋:「大好きだよ」と伝えるようにしています。昔から家族にもずっと「姉大好き、弟大好き、母大好き、父大好き!」みたいに伝えてました。
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土屋:母が「大好きだよ」と言ってスキンシップを取ってくれるんです。阿吽の呼吸とか、言わないで分かる愛なんてないと思うので、ちゃんと伝えないといけないなと考えています。一週間で多分100回ぐらいは、大切な人に対して「大好きだよ」と伝えていると思います。
――プレゼントなどは。
土屋:私は、プレゼントは頻繁には贈らないです。あ、でもでもよく考えたら意外と贈っているかも。
佐久間:共演者のみんなは、土屋さんに手書きのお手紙やお菓子など、色々いただきました。
土屋:そういうのはすごく好きです。マネージャーさんが今日は長い運転だなという時に、スッキリするドリンクを買ってあげたり。
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土屋:優しい。
――佐久間さんは。
佐久間:全力で好きだと言います。本当に全力です! うちにいる猫ちゃんもそうですし、家族にもそうですし、姪っ子とかもいるので。Snow Manのメンバーにもちゃんと全力で好きだと言います。
土屋:素敵すぎる! 分かります、うちにも猫がいたので。
佐久間:いいですね!
――猫ちゃんにも毎日?
佐久間:全力です。「大好きだよ!」とやると、すごい逃げていきますけど。
土屋:あはは。
佐久間:向こうから来る時はすごく頭をこすりつけてくるんですけどね。基本、信用している友達とかメンバー、家族や猫ちゃんとかには、その人の顔が思い浮かんだらすぐプレゼントを買っちゃいます。
■「昭和のスターみたい」 佐久間大介の粋な差し入れ秘話
――今回のアクションシーンに関してはどうでしたか。
土屋:ドンちゃん(クァク・ドンヨン)と佐久間さんがアクションを当日パッと合わせてらしたんですけど、すごく息が合っていて、思わず拍手しました。
佐久間:あんなに息を合わせるのがうまい人、初めて会いました。すごく素敵な人だなと思いましたね。土屋さんは今回たくさん走っています(笑)。攻撃はあんまりしないんですが、また走っている、みたいな。なんで走っているかは、ぜひ作品を観てもらって。
土屋:まさかラッキーちゃん(登場するウサギの着ぐるみ)と一緒にアクションをするとは思いませんでした(笑)。裏話で言うと、その戦い合っていた撮影部屋の隣が、佐久間さんが寝泊まりする部屋でした(笑)。
――今回、佐久間さんの役は少し遅れて登場でしたね。
土屋:お仕事があったので、実際にロケ撮影にも遅れて入られていたのですが、入られた日に、スタッフ・キャスト全員にホテルのコース料理を差し入れしてくださったんです。お肉からデザートまで。みんなが「うわぁ、美味しい!」って食べてる最中に颯爽と登場されて。
佐久間:あははは!
土屋:スタッフさんが「昭和のスターみたい」って言ったの、覚えてます。
佐久間:土屋さんも現地のお店のご飯を差し入れしたりしていたので。「僕もなんかしたい、みんなの力になりたい!」と思って、コースを。
土屋:でもコースですよ。最高の差し入れでした。
佐久間:みんなで美味しいもの食べようと思って。
土屋:まさにスターでした。
佐久間:ありがとうございます。
――ほかに印象的だったことは。
土屋:塚田(僚一)さんがすごく盛り上げてださいました。
佐久間:僕は一緒の撮影が一回もなかったんですけど。
土屋:でも塚田さんが車を出してくださって、みんなで久米島を巡ったよね。楽しかった。塚田さん、どこでもバク宙してくださって。
佐久間:みんなが知っている塚ちゃんでいるという。
土屋:塚田さん、告白シーンの撮影でもバク宙をしたんですけど、監督に事前に言ってなかったみたいで。
佐久間:え、そうなの?(笑) エンターテイナーですね。
■「だから土屋太鳳はここにいる」 佐久間が見た座長の覚悟
――続編ということで、前作からお互いこう変化したんじゃないかと感じた部分を、役ではなくお二方自身への印象として教えてください。
佐久間:より強さを感じました。この大人数を束ねて、先頭に立って、背中で語ってくれる感じが最高でした。本当にかっこいいなと思う。しっかり盛り上げて、しっかり引っ張って、終始鼓舞してくれる。自然にやっているように見えるけれど、僕らはすごく鼓舞されてます。本当に僕の尊敬する座長さんで、よりパワーアップされましたね。
土屋:いえ、(撮影の最初は)佐久間さんがいなかったから、私が頑張らなきゃと思って。いろいろな作品に出演させていただいて思ったんですけど、頑張れば頑張るほどみんなこじれていく場合もあるんです。だからこじれてもいいけど、その前にお互いのことを尊重し合いましょうという、ベースを作らないといけないと思って。それで、キャストみんなで焼肉を食べてから久米島に行きましょうと提案したんですけど、プロデューサーさんたちが、「私も行きますよ」と来てくださって。そうやって土台を整えてくださったことが本当にありがたい。今回いいチームを作ってくださったプロデューサーさん方に、本当に感謝しています。
――前作のインタビューでは、土屋さんが「佐久間さんのテンションに助けてもらった」と仰っていました。今作でお互いに、この言葉に助けられた、この行動に救われたという場面はありましたか?
佐久間:前作で土屋さんがそう言ってくれていたイメージがあって、うれしかったんですが、今回は僕のインがみんなより少し遅かったりして、久米島に行くのも遅れて、そのラグがちょっとありました。でもその間に土屋さんがキャストが多い現場を盛り上げていて、すごく楽しそうだったんです。みんなを引っ張っていきながらもちゃんと盛り上げて、その緩急をすごく作ってくれている。芝居の時はちゃんと突き詰めて、それが終わったらちゃんと周りが和やかになるように動いているのが素敵だなと思いました。
土屋:いやいやいや、それは前作で佐久間さんと、金子ノブアキさんに教えていただいたことで。前作の撮影時は、私はあまりオンとオフの切り替えができなかったのですが、今回は出演者の方々がたくさんいて、色々なことが起きるだろうなと想定していました。ロケで久米島に入ってしまうと、物語上、疑い合うシーンしかないので、その前にお互いをちゃんとリスペクトできる状態でいようと。そうすれば、「こうした方がいいシーンになるんじゃないか」と言い合うこともできて、いいシーンが完成していくというか。
――なるほど。
土屋:私は全体をまとめていく役目だったので、佐久間さんが来てくれた時の安心感は大きかったです。グループのことも知っているし、色々な感情を経験されているからこそ、私が必死でいる姿を馬鹿にせず、自分だったらどう力になれるかと考えてくれるんです。ある時、私が少しきつく言っちゃったかなと思ったことがあって、ずっと気にかかっていました。でもクランクアップの日に、佐久間さんが、「あの時の土屋さんを見て、だから土屋太鳳はここにいるんだと思った」とみんなの前で言ってくださって。すごく勇気をいただきましたし、本当に感謝しています。
佐久間:かっこいいんですよ、土屋さん。すごいなって、僕ももっと頑張ろうと思って。常に憧れの存在なんです。
土屋:悩むことも多いんです。座長としてしっかり伝えないといけない時もあるので。でも「あれは伝えなくてよかったのかな」と思ったりもして。そんなときに、クランクアップの日に「伝えてよかったんだよ」と言ってくださって。
佐久間:そういうのは意外とないがしろになってしまうけれど、そこをしっかりと今まで大切にしてきたからこそ、今の土屋太鳳になっているというのが、本当にすごいことで。僕はそこをすごく尊敬しているし、人に何かを伝えるのは結構エネルギーを使うから、大変なことを臆せず、適当にならず、ちゃんと向き合ってやってあげる土屋さんの強さが、僕は大好きでした。
土屋:助かりました。ありがとうございます。
――ネタバレになることは言えませんが、さらなる続編への期待は。
佐久間: もしそのお話があるのであれば、僕は土屋さんが出るなら出ます。
土屋:金子さんや斉藤由貴さんとのバトルも終わってないですし。またお力をお借りして、なにかいい物語ができたらいいなと思います。
佐久間:確かに!
(取材・文:望月ふみ 写真:上野留加)
映画『マッチング TRUE LOVE』は、9月25日より全国公開。

