2026年F1第13戦イタリアGP アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセル(メルセデス) 2026年F1イタリアGPの予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは2番手、アンドレア・キミ・アントネッリは7番手だった。
アントネッリはパワーユニットのエレメント交換により、30グリッド降格が決まっているため、ラッセルのサポート役も務めた。Q3では、ラッセルにトウ(スリップストリーム)を与えることに集中し、自身のためのアタックは1回のみで、7番手という結果になった。土曜日に発表された暫定グリッドでは、他者のペナルティの関係で、アントネッリには20番グリッドが与えられている。
ラッセルはQ3最初のランで暫定首位を獲得。2回目最後のランでは、アントネッリがトウを与えるためにラッセルの前を走ったが、そのすぐ前をマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が走行していた。アウトラップの最終コーナーでフェルスタッペンは大幅にペースを落とし、メルセデス2台は追い付いてしまい、アントネッリはプランどおりラッセルにトウを与えることができなかった。
それでもラッセルは自己ベストタイムを更新したが、その後にフィニッシュしたピエール・ガスリー(アルピーヌ)に0.060秒差で敗れる結果に。メルセデスチーム代表トト・ウォルフは、『Sky Sports F1』からラッセルがポールジションを逃した原因を聞かれ、「最後のアタックでラップを開始する際、マックスに邪魔されたことだ」と答えた。
「あまりにも近すぎた。それが最終的にラップタイムを損ない、ポールポジションを失うことにつながった」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)FP3 1番手(1分22秒219:ソフトタイヤ/13周)予選 2番手(Q1=7番手1分22秒779:ミディアムタイヤ/Q2=5番手1分22秒161:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分21秒846:ソフトタイヤ)
「今日はポールポジションが手の届くところにあった。でも、最後のアタックは少しまとまりを欠いてしまったし、最大限スムーズに物事を進めるということができなかったと思う。キミはセッションを通して僕を助けるために素晴らしい仕事をしてくれて、必要なときに有効なスリップストリームを与えてくれた。ただ、最後のプッシュラップでは、マックスがパラボリカで少し状況を難しくした。でも、それもレースの一部だ」
「それはさておき、ピエールには心からおめでとうと言いたい。今日、彼からあれほどの速さが出てくるとは思っていなかったので、驚きだった。彼は素晴らしい仕事をした。ピエールは、素晴らしい人物であり、素晴らしいドライバーだ。この結果に完全に値する人だよ」
「2番グリッドからのスタートでも、決勝に向けて強力なポジションにいる。この週末はすべてのセッションで上位にいたので、自分自身についても、マシンについても良い手応えを感じている。モンツァのようなサーキットでは、スタート位置がすべてというわけではない。実際にオーバーテイクのチャンスがあるからだ。クリーンなスタートを決め、1周目のトラブルを避けることが重要になる。そこからは自分たちのレースに集中し、勝利を狙える良い位置につけたい」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)FP3 4番手(1分22秒580:ソフトタイヤ/18周)予選 7番手(Q1=2番手1分22秒758:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分21秒882:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分22秒093:ソフトタイヤ)
「決勝でペナルティを受けることを分かったうえで予選に臨むのは、とても奇妙な感覚だった。当然、ポールポジションを争い、トップから決勝をスタートしたかった。でも、僕たちはそういう状況にはいない。それでもチームのために、そしてジョージを助けるためにやるべき仕事はあったので、ベストを尽くした。今日、それができてうれしいよ」
「明日はレースを楽しみ、あらゆるチャンスを最大限に生かすことがすべてだ。ここは楽しんで走れるサーキットだし、ポジションを上げるチャンスもたくさんあるはずなので、うまく前進できればと思っている。重要なのは、クリーンなスタートを決め、トラブルを避け、トラフィックを抜け、そして前を走るマシンを追い詰めていくことだ」
[オートスポーツweb 2026年09月06日]