勝田貴元「アーロンの1日も早い回復を」フルトンとの新コンビには感謝/第12戦チリ 事前コメント集

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2026年09月08日 22:20  AUTOSPORT web

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勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2026年WRC第12戦ラリー・チリ・ビオビオ
 9月10日(木)から13日(日)にかけて、南米チリのビオビオ州で2026年WRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・チリ・ビオビオ』が開催される。ドライバーズ選手権ではエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が首位を守るなか、前戦パラグアイを制したサミ・パヤリが20ポイント差の2番手、オリバー・ソルベルグが3番手につけており、タイトル争いはますます激化している。

 一方、4番手につける日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、前戦パラグアイでコドライバーのアーロン・ジョンストンが負傷し欠場するアクシデントを経て、今大会はジェームス・フルトンとともに参戦する。開幕を控えた各陣営より、ドライバーたちの事前コメントが届いている。


■Mスポーツ・フォードWRT


●ジョシュ・マッカーリーン(55号車 フォード・プーマ・ラリー1)

「パラグアイでしっかりした走りができたから、その勢いのままチリでもさらに前進していきたいね。個人的にすごく好きなラリーで、リズムに乗れればステージはいつも走っていて楽しいんだ」

「今年は金曜日のステージが逆回りになるから、ちょっと違ったチャレンジになりそうだし、レッキが本当に重要になってくるね。パラグアイとチリの間の短いターンアラウンドのなかで、チームはこの2戦にわたって本当に大きな仕事をしてくれているから、その頑張りに応えられるような、もう一つ力強い週末にできたらいいなと思っているよ」


●ジョン・アームストロング(95号車 フォード・プーマ・ラリー1)

「ラリー・チリを本当に楽しみにしているよ。パラグアイで経験したものとはかなり違うラリーになりそうだね。ここの道はもっと伝統的なグラベルで、路面のベースがより硬くてコンパクトだから、感覚もステージへのアプローチの仕方もかなり変わってくるはずだよ」

「チリでは道の掃除具合もかなり重要になってくるから、金曜日の出走順位をうまく活かして、序盤から良いリズムを見つけて、それを週末の残りまで持続させられたらと思っているんだ」

「この南米ラウンドの一環として、もう一つラリーがあるのはいいことだね。パラグアイは僕たちにとって思い通りにはいかなかったから、チリでしっかり立て直して、何ができるか見てみたいというモチベーションがあるよ」


■ヒョンデ・シェル・モービスWRT


●エサペッカ・ラッピ(4号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「またチリを走れることにワクワクしているよ。ここの道は本当に好きだし、Rally1マシンに戻れるのは嬉しいね。過去にもここのステージを楽しんできたから、また戻ってこられるのを楽しみにしているんだ」

「天候はこれまで何度も難しい状況をもたらしてきたから、今年もまたそれが要因になるかもしれないね。道も厄介で、金曜日は普通グラベルの土手の間を走ることになって、外に膨らむ余裕がないんだ。小さなミスでも大きな代償になるから、精密さと完全な集中力が必要だよ」

「ペースの面では、エストニアとフィンランドの中間くらいを目標にしつつ、たくさん楽しみたいと思っているよ。週末を通してずっと改善を続けて、良い結果でチームをサポートしたいね。楽しむことは大事で、それがなければ結果はついてこないから」


●ティエリー・ヌービル(11号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「チリはパラグアイとはかなり違うね。まず路面からして違っていて、こっちのほうがずっとグリップがあって荒れやすいんだ。パラグアイはハードで非常に滑りやすくてコンパクトだったからね。チリは少し荒れていてわだちも多くなりがちだよ。タイヤの摩耗はいつも非常に激しくて、スタート順位によってはタイヤ選択が複雑になることもあるんだ」

「一番好きなイベントというわけではないけど、良い感覚があるときは、技術的には厳しいながらも楽しく走れるラリーだね。2019年のクラッシュと2023年の表彰台と、複雑な思い出があるよ」

「僕たちの明確な目標は優勝を争うことだよ。トヨタはかなり強いだろうけど、パラグアイで僕たちのマシンも速いということが証明されたからね。セットアップは少し変わるけど、この2戦の間で積み重ねてきたベースと選択は良いものだから、スピードは問題ないとかなり確信しているよ」


●アドリアン・フルモー(16号車 ヒョンデi20 Nラリー1)

「パラグアイの週末を通してすごく強いペースを見せられたから、その勢いのままラリー・チリを本当に楽しみにしているよ。それが自信になっているし、このパフォーマンスをチリにも持ち込めたらと思っているんだ。個人的にすごく好きなラリーで、去年は上位で戦って表彰台でフィニッシュできたからね」

「ステージは速くて流れるようだけど、テクニカルな部分も多いから、精密さとマシンへの自信がかなり必要になるんだ。去年ここで競争力があったのはわかっているし、パラグアイでのパフォーマンスを受けて、目標はまた上位で戦って、できる限り良い結果を目指すことだよ」


■TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム


●エルフィン・エバンス(33号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「パラグアイに続いて、チリでもファンのみんなから温かい歓迎を受けられるのを楽しみにしているよ。このラリーは全体的に高速で流れるようなステージが多くて、普段は走りやすいんだけど、大会期間中に天候が劇的に変わることも多いから、その難しさはかなり天候次第になるね」

「ドライコンディションだと、出走順が早いクルマにとって路面がすごく滑りやすくなりがちだし、タイヤの摩耗も激しくなることがあるから、タイヤマネジメントを慎重にやる必要があるよ。ウェットコンディションだと、ウェールズで見られるような泥だらけの路面になることもあって、霧が出るとさらに状況が難しくなるんだ」


●セバスチャン・オジエ(1号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「パラグアイは、多くの選手にとってそうだったように、僕にとっても厳しい大会になったけど、今はチリに目を向けないといけないね。天候が急変しやすいのはわかっているけど、コンディションが比較的安定して、みんなにとって公平な戦いになることを期待しているよ」

「去年優勝した素晴らしい思い出のある大会だから、もちろん今回もその再現を目指すつもりだよ。走っていてすごく楽しい道だし、雰囲気もいつも最高だから、きっと楽しいラリーになるだろうね」


●オリバー・ソルベルグ(99号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「ラリー・チリもまた、素晴らしい南米体験になるはずだよ。ラリー文化がすごく盛んで情熱にあふれているし、素晴らしいステージもたくさんあるんだ」

「一見シンプルに見えるけど、日によって特徴はかなり違うよ。金曜日のステージは普通、ニュージーランドみたいにかなり狭くてキャンバーもついているけど、それ以外の日はウェールズみたいに少し道幅が広くなるし、雨が降るとかなり泥だらけになることもあるね。1回目の走行から2回目の走行にかけて路面のコンディションが大きく変わって、タイヤの摩耗がすごく厳しくなることもあるんだ」

「去年のチリでは、WRC2での優勝とタイトルを同時に獲得できた良い思い出があるから、今回はRally1でも良い結果を残せるように全力を尽くすよ」


●勝田貴元(18号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「パラグアイと同様、チリのファンの皆さんも常にラリーに大きな熱意を持っており、自分たちドライバーを熱心に応援してくれます。ステージはかなりトリッキーになることもあります」

「特に近年、金曜日に走ってきた区間は路面にかなりキャンバーがついていて狭く、マージンはそれほどありません。路面がドライだと、タイヤの摩耗にかなり厳しいため、特にステージの2回目の走行ではタイヤのマネジメントが重要になります。また、雲が低くなったり霧が出ると、天候が状況を難しくする可能性があります」

「アーロンの1日も早い回復を願っていますし、ジェームスとチームには、チリで一緒に走れるようにサポートしてくれたことに感謝します」


■TGR-WRT2


●サミ・パヤリ(5号車 トヨタGRヤリス・ラリー1)

「最近は本当に調子が良いから、ラリー・チリでも良い結果を出せることを願っているよ。これまでRally1で2回出場しているから、今ではかなり深く理解できているラリーなんだ。ステージのキャラクター的にも、特に好きなラリーの一つだね」

「フィンランドとかなり似た、非常にハイスピードで流れるようなステージもあって、コーナーを高い速度で走れる、素晴らしいキャンバーもついているよ。一方で、タイヤの摩耗が激しくて天候も急変しやすいから、かなり難しいラリーにもなり得るね」

「パラグアイと同様、ファンのみんなはすごく情熱的だから、今から楽しみだよ」

[オートスポーツweb 2026年09月08日]

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