“酷なお願い”をして会場の笑いを誘った平田広明 (C)ORICON NewS inc. 俳優の岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が10日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』(9月11日公開)の「IMAXプレミア上映イベント」に登壇した。
【全身ショット】ダンディ…!青シャツ覗かせオシャレなジャケットで登場した平田広明 マット・デイモン演じるオデュッセウスの吹き替えを担当した平田。「他の映画もそうですから言っちゃいますと、こういう同時上映のものはセキュリティが厳しいので、リハーサルでいただく映像は何にも見えないんですよ。真っ暗なところで、いろんな音が聞こえて、セリフの時が来ただけマット・デイモンの顔がパッと丸く抜かれるみたいな感じで。英語なんか全然わかんないですけど台本を追いながら、そろそろかなと思っていたら『出た!俺だ!』となる。いろんな化け物みたいなのが出てきたりとか、壮大な景色なんかも一切見られない」と裏事情をぶっちゃけていた。アフレコで未完成ながらも映像を観て「こんな映画だったんだ、と。スケールにびっくりしましたね」と振り返っていた。
本作にあわせ、体作りをしたというマット・デイモン。平田は「そのマット・デイモンの斜め上を行く大変さだったらしい」と笑う。「マット・デイモンはストイックな人。僕、マット・デイモンとお付き合い長いんです、一方的に。若い頃から吹き替えをやらせてもらって、20年以上。彼のお芝居大好きなんですよ。派手じゃない現実なお芝居で、コメディもやるんですけども、おどけて笑わせるとかは全然なくて。全部リアルなお芝居で彼の作ったキャラクターに引き込まれていくんです。今回もすごく壮大ですし、戦ったり、派手なところはあるんですけれども、ペネロペと話しているところはとても静かなシーンでほんのわずかな表情の変化とかがすごく染みてくるんです」とマット・デイモンの魅力を熱弁。この日は上映前のイベントで、トークイベントが終了後に字幕版で上映される。「もう今日は、しょうがないけど最初に吹き替えを観ていただきたい。字幕に目を取られることなく、彼らの表情を逐一焼き付けてもらった後に、もう一度字幕版で観ていただければ」と酷なお願いをして会場には笑いが。さらに、字幕版よりも吹替版の方が日本語での情報量が多いことを明かし、平田は「なかなかいい宣伝でしたね」と自画自賛だった。
イベントには、岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、平愛梨も参加した。
本作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる叙事詩を映画化したスペクタクルアドベンチャー。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)が、妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)と息子テレマコス(トム・ホランド)の待つ故郷を目指す長い旅を描く。