朝ドラヒロイン&宝塚娘役トップ 純名里沙コンサート「クリスマス・タイム・イン・グレース」

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2026年09月11日 05:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「Christmas Time in GRACE」の開催が決定。本紙インタビューで心境を語った純名里沙(撮影・たえ見朱実)

歌手で女優の純名里沙(55)が「コンサート2026 クリスマス・タイム・イン・グレース」を11月24日に東京(有楽町・アイマショウ)と12月24日に大阪(東京建物ブリリアホール箕面)で開く。宝塚歌劇団元トップ娘役で朝ドラヒロインという、唯一無二の経歴を持つ純名に歌への思いを聞いた。


3年前に自身でレーベルを立ち上げ、冬の名曲を6曲入れたミニアルバム「Winter Iris〜冬の虹〜」をリリースした。「毎年、クリスマスの時期にコンサートをさせて頂いています。ピアノ、バイオリン、チェロに今回は初めてパーカッションを入れるんです。いつもは静かな音楽が多いので、もう少しお客さまの体温を上げたいなと思って。曲も楽しくリズムに乗れるものも入れようと思っているんです」。


11月に東京、そして12月には故郷の大阪・箕面。「小、中、高は箕面で、その頃の友達がいっぱい来てくれて、同窓会みたいになるんです。私が、みんなが集まるきっかけになっている感じもあって、すごくうれしいです」と笑う。


コロナ禍で人前で歌える喜びを再認識した。「私、お客さんがいないとダメみたい。いくら稽古やリハーサルで練習していても、自分が本当に目指すところに行けるのは本番。お客さんがいるから出るパワーがあって『お客さまは神様です』って言う通りですね」。


初舞台から3年目の94年上半期にNHK朝ドラ「ぴあの」に主演。「入団3年目だった時にオーディションの話をいただきました。面白そうだと思い、ぜひ受けさせてくださいと」。宝塚に戻ると同時に雪組から花組へ。そして娘役トップに就任。「1年間舞台を離れていた事もあり、すごいプレッシャーでした。大きな注目の中でのいきなりの組み替えでしたので。一生懸命やってたんですけど、本当に余裕がなかったですね。でも今は、あの頃の自分をよくやったと受け入れることができるようになりました。おかげで、ずいぶん気持ちも変わりました」。


96年の退団後は、ドラマ、映画、そして音楽の世界にも深く踏み込んでいく。転機は11年の東日本大震災だった。「あの時は、初めて自分の心が前に向けなくなった。その中で、ずっと寄り添うように癒やしてくれていたのが音楽だったんです」。宝塚時代から、その歌唱力は歴代屈指と言われてきたが「私、踊りもできるんですよ(笑い)。今も変わらず子供の頃から夢中になっているミュージカルをやりたい。歌、踊り、芝居、全ての総合芸術なんですよね」と目を輝かせた。【小谷野俊哉】


◆純名里沙(じゅんな・りさ)1971年(昭46)3月15日、大阪・豊中市生まれ。88年宝塚音楽学校主席入学。90年(平2)76期生の首席として宝塚歌劇団入団。「ベルサイユのばら」で初舞台を踏み、フィナーレ冒頭で歌い上げるエトワールに抜てきされる。91年雪組配属。94年4〜10月、NHK連続テレビ小説「ぴあの」主演。同年花組に異動、95年花組娘役トップに。退団後の主な作品に舞台「レ・ミゼラブル」、フジテレビ「ラブジェネレーション」。香港映画「Midnight Fly」にて主演、歌唱した歌が第38回金馬奨受賞。08〜14年にNHK Eテレのアニメ「リトル・チャロ」シリーズで声優。23年アルバム「Winter Iris〜冬の虹〜」。今年、岸谷五朗による新たな演劇プロジェクト旗揚げ公演「ジャコメッティーのように」に出演した。160センチ。血液型AB。

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