草間彌生の素顔と創作に迫るドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』の追悼上映が決定

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2026年09月11日 13:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

8月14日に逝去した草間彌生を偲んでドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』の追悼上映が決定。10月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

2008年に渋谷・シネマライズで封切られスマッシュヒットを記録した同作は、世界の美術界を疾走する草間を1年半追い続けたドキュメンタリー映画。アーカイブ映像を中心とした作品とは異なり、草間の生身の言葉や息遣いがそのまま収められているのが大きな特徴だという。音楽は栗コーダーカルテット。

今回の追悼上映は「ぜひ映画館の暗闇と大スクリーンで体感していただきたい」という思いから実現。松本貴子監督のコメント、コメント入り予告編も到着した。

【松本貴子監督のコメント】
草間さんに初めて完成した映画を見せた時のことを、今も鮮明に覚えています。心臓が飛び出しそうな緊張感の中、草間さんの口から「感動しました」という言葉を聞いた瞬間の喜び。今となっては宝物のような時間です。私は、草間さんが生涯をかけて作った最高傑作は、草間彌生自身ではないかと思っています。その唯一無二の存在である草間さんをこの映画の中にギュッと閉じ込めました。今はもう直接会うことが出来ない草間さんに、どうぞスクリーンで会ってください。

【STORY】
未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間を、1年半もの間追い続けた渾身のドキュメンタリー映画。「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧きあがる草間芸術の真髄を、カメラは時には静かに、時には饒舌に記録し続ける。それだけに観る者を、有無をいわさず一瞬にして未知なる世界に引きずり込み、魂を激しく揺さぶる。
映画は、F100号のモノクロ作品シリーズ「愛はとこしえ」50作が完成するその貴重な瞬間に密着する。真っ白なキャンバスから作品完成までを、定点カメラで捉えた映像は観る者を圧倒し続ける。まさしく世界中の草間ファンが注目し待ち望んだ、草間芸術の生まれでる瞬間に、私たちは立ち会い、そして目撃する。
今まで観ることの叶わなかった、草間の創作活動と日常。自らを天才と自負する揺るぎ無き自信、作品に挑むときの凛とした精神の高み、日常の佇まいに見え隠れする人間味あふれる表情と仕草など、映像の一つひとつが解き明かす草間ワールドは、永遠に見続けていても決して飽きることがない。

【草間彌生のメッセージ】
私の足跡を記録してそれを映画にして下さった映像スタッフの方々に感謝で一杯である。
永久にこの映画は人々に感動を与えつづけるだろう。
みなさん、私と一緒にすばらしい人生を発見しつつ足音も高く生と死を携えて人の世の美しさに身を埋めたい。
人の世はすばらしい。
芸術もものすごく感動にみちている。
永遠に輝いた人生を高らかに歌い上げよう。
いつも、いつも、“わたし大好き”。
(詩「わたし大好き」より抜粋)

(c) Pike Production inc. (c)YAYOI KUSAMA

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