「持てる武器を使い果たした」マリーニ、2日連続トップ10。ミルは体調戻らず/第14戦サンマリノGP

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2026年09月14日 10:40  AUTOSPORT web

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ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)/2026MotoGP第14戦サンマリノGP
 9月13日、2026年MotoGP第14戦サンマリノGP MotoGPクラスの決勝レースがミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは9位、ジョアン・ミルはリタイアとなった。

 決勝日も好天は続き、朝のウォームアップ走行は快晴の空の下で開始される。最初の計測ラップで2番手につけたマリーニはセッションをとおして好調さを見せ、11番手で走行を終了。前日から体調不良に苦しめられていたミルも出走を果たし、17番手でセッションを終えた。

 午後の決勝は気温27度、路面温度40度とスプリントとほぼ同様のコンディションとなり、全車が前後ともにミディアムタイヤを装着して27周のレースに挑んだ。6番グリッドからスタートを切ったマリーニは順位を落すことなくターン1を迎え、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)と早くもサイド・バイ・サイドでバトルを展開する。このバトルを制し、ターン3では一時5番手に順位を上げるも、続くターン4では2台に先行を許して7番手に後退。トップを走行していたマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)が転倒を喫したことで6番手に順位を戻したが、4周目にはラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)にパスされ、再び7番手となった。

 ここからはディ・ジャンアントニオからポジションを守る展開となり、マリーニは巧みなブロックを見せる。しかし、20周目を迎えるとタイヤのグリップが次第に低下し、残りわずか3周というタイミングでオーバーテイクを許すことに。翌周にはエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)もかわされ、マリーニは9位でレースを終了。終盤は厳しい展開となるもシングルポジションを獲得し、今大会も連続入賞記録を更新した。

 一方、17番グリッドに並んだミルはスタート直後に順位を3つ落としたが、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)をかわして19番手に浮上。ベッツェッキの離脱によって18番手でオープニングラップを終えた。先行するディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)ら2台の転倒により、その後は16番手までポジションを上げたミルだったが、5周目には最後尾まで後退してしまう。またしても体調不良で本来の力を発揮できない状況に置かれ、6周目にリタイアを選択した。なお、ミルは次戦オーストリアGPに向けてメディカルチェックを受ける予定となっている。


ルカ・マリーニ(決勝:9位)

「全体として、本当に良い週末だった。ペースを向上させ、他のホンダライダー達よりも上位をキープすることができた。今日はディジャ(ディ・ジャンアントニオ)を抑え込むために全力を尽くした。絶えずラインを塞いでブロックしたから、彼はきっと苛立っていただろう。けれど彼を抑えるには、そうするしかなかったんだ」

「残り8周というところでタイヤのグリップが落ち、ペースが鈍ったたために彼に抜かれ、その後はエネア(バスティアニーニ)にもかわされた。まさに、持てる武器をすべて使い果たした状態だったんだ!オーストリアはまったく異なるタイプのサーキットだが、ここで得たブレーキングに関する知見はシュピールベルクで活かせるはずだ。次戦でも同じように良い週末を過ごせる可能性はあるが、僕たちの実力は7位から10位あたりにあるというのが現状だ」


ジョアン・ミル(決勝:リタイア)

「昨日と同じく、残念ながら今日もバイクを走らせるためのエネルギーがまったく湧いてこなかった。単独での走行も試みたが、得るものは何もなく、コース上に留まっていても状況は悪化する一方だと判断した。今は本当に難しい状況に置かれている。オーストリアに向けてこれから検査を受け、一刻も早く体調を万全な状態に戻すために何ができるかを探るつもりだ」

[オートスポーツweb 2026年09月14日]

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